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Nの苦行・荒行 香港生活

30代の視線で香港での苦行荒行を綴って参ります。

香港在住、中華系外国人の苦悩

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労働力不足が背景にあった香港では、
移民を多く受け入れた結果、色んな人種が暮らしている。

先日、ドラゴンボートの練習で知り合った中華系アメリカ人A。
彼女は生まれも育ちもアメリカであるが、両親はどちらも大陸人。
故に両親との会話は北京語で育ち、外では英語で育ったバイリンガルである。

大学を卒業し、ジャーナリストを目指し、
中国の事を制限なく自由に論じる事のできる場所、香港を選び、
アメリカからやってきたのだという。

・・・そんなプロフェッショナルな理由を示された後に
「あなたはなぜ香港に来たの?」などといわれると、
とても肩身が狭いというか、、、

・・・むしろこっちが聞きたい。

口をついて「自然の流れに身を任したら導かれてやってきた」
などと口走ったワタクシ、良くてスピリチュアル、
悪くてヤバイ人と思われた事であろう…。

そんな彼女は、北京語が流暢に話せるが
香港で暮らし半年して、北京語を話すのを止めたらしい。

大陸人へのVISAの緩和をきっかけに、文字通り、凄まじい量の大陸人が
香港に押し寄せてくる事になるのだが、それに伴い、北京語の学習が
盛んになり、また、多くの人が北京語を話すようになった香港人達。

・・・だが、

北京語を話すと、一瞬、怪訝な顔をされる上、
露骨に嫌がられることもあるのだとか。

それからというもの、まずは英語で話す。
そして、どうしても通じなければ知ってる単語を駆使して、
外国人的な簡単な広東語を・・・
それでも駄目なら、ぎこちなく北京語を話すらしい。

それを、同じく中国人の友人に言ったところ
お前には中国人としての誇りがないのか!!
と、怒られてしまったとの事。



身にしみて香港人が中国人を嫌いな事を感じたらしいが、
彼女にとって、中国というのは親が生まれ育った場所であり、
それ程詳しく知っているわけではない。

そんな彼女が一言言い放つ…

別に香港人も中国人も、私から見れば大して変わらないけど・・・

・・・その言葉の背景には、どこか、自分は第三者、
第三国の人間だという意味合いを感じたワタクシ・・・。

そんなイザコザをみて、彼女は中国人になるわけでもなく、
香港人になるわけでもなく、アメリカ人でいることを決めた様子である…。

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