オクトパスカード紛失
香港生活での必需品のひとつ、それはオクトパスカードと呼ばれる電子マネーである。
簡単に言えば日本のSuicaのようなもので、ただし、普及率が物凄く高く、電車バスだけでなく、スーパー、レストランなど使える場所が日本のSuicaより多い気がする。
また、我が家のエントランス、及びエレベーターはオクトパスカードが鍵代わりとなっており、ワタクシも小銭を持ち歩かないことがあってもオクトパスカードを使わない日はないというくらいオクトパスカードに依存している。
そして、ワタクシはクレジットカードと連動させ、残金がなくなったら自動的にチャージされるよう設定しているので、物凄く便利…
…は、便利であるが、いつも「これ、失くしたら結構ピンチかも」などと思っていたのである。
が、
無情にもその日は来てしまった。
9年間使い続けたオクトパスカードがある日突然なくなってしまったのである。
失くすとどれほど普段オクトパスに依存していたか痛いほど思い知らされるワタクシ、。
と言うわけでオンライン上から紛失手続き。
https://www.octopus.com.hk/en/consumer/customer-service/report-lost/index.html
こちらから、香港IDもしくはパスポート番号と誕生日を入力すると、所有しているオクトパスカードが表示され、すぐに停止手続きをすることが出来る。
残金は後日手紙にて送られてきた書類をMTRの駅などに持っていけば返金して頂けるシステムである。(オートチャージしている場合のみ)
そして、すぐさま新しいオクトパスを購入に駅へと走るワタクシ。
えぇ、ワタクシの住居の付近に駅はないので、翌日、バスで出勤した際にオフィスの付近にある駅へ駆け込んだのである。
停止されたオクトパスカードについては、見つかっても再使用はできず、また、オクトパスの会社からクレジットカード会社へオートチャージ停止の依頼の連絡が1週間弱くらいで行くことになる。
その後、電話にてクレジットカード会社へ連絡をすれば新たなオクトパスカードへオートチャージを移行してくれるのである。
*ネット上ではフォームを書いて郵便で送らないといけないなどの面倒くさいことが書いてあったので、電話でできるなら大変楽である。
失くした時はパニクったが、いざ、手続きをしてみれば、思ったほど難しくもないし、簡単に手続きが出来たので、少し安心したワタクシ。
…しかし、出来ればもう二度と失くしたくはないと思った次第である。
そして、iPhoneでもオクトパスが使えるようになる日が来ることをタダタダ祈るばかりである。。。
一時帰国でガッカリしたこと
日本へ一時帰国したワタクシ。
多いときで年に4回ほど日本へ帰っていたこともあるワタクシであるが、そんなワタクシからすると、今回の頻度としては結構久しぶりの一時帰国であったので、楽しみにしていたのである…
…が、
今回の一時帰国では凄く残念に思ったことがある。
香港で暮らしているワタクシは、日々、この街の人々のモラルやマナーに驚かされているのであるが、実はそれには波があり、全く気にならない時期が来ると、全く気にならないのであるが、一度気になり始めると、とことん受け入れられなくなる。
今回、その波のサイクルが一時帰国に影響されていることを知ったのである。
日本へ帰ってから時期が経てば経つほど、どうやらそのイライラは激しさを増す様子であり、このたびも日本へ帰る直前など、香港が大嫌いになっていたのである。
そうして、毒抜きに日本へ帰ると、最初の数日は、その秩序に恐れおののき、感動するのである…
…が、
数日経つと、嫌な人たちも見え始めるのである。
特に今回ビックリしたのは、暴走する自転車である。
物凄いスピードで襲撃するかのように近づいてきて、前進して避けた方がいいのか、後進して避けた方がいいのか判断がつかず、止まって待機すると、一寸先まで全速力で走ってきて、急ブレーキで止まるのである。
そんな失礼なことをして、何を言うのかと思ったら、
目も合わさず、何もなかったかのように、そのままワタクシを避け、走り去っていったのだ。
全速力で走ってとっ捕まえてやろうかと思った次第を数回経験した後、そういった酷い走行が原因でおじいさんが驚いて転倒し、頭を打った場面を目撃してしまったのである。
その自転車は、例のごとく、何事もなかったかのように全速力で走り去ろうとしたのである。
…しかしである
その先にいたのがこのワタクシ。
もう、これはと思い、その自転車の行く手に立ちはだかり、ビックリするくらい怒鳴りつけ、倒れたおじいさんを指差し「謝るとか助けるとかないのか」と伝えると、
本当に驚くくらい、何もリアクションをとらず、何事もなかったかのように、また走り去っていったのである。
そして、更に悲しくなったのは、その倒れたままになったおじいさんに誰一人声をかける人もいなく、通行人はただただ見てみぬフリをしたのである。
いたたまれなくなり、少し距離はあったものの、駆け寄ると、同じタイミングで中年のマダムがおじいさんに駆け寄ったので、ワタクシも声をかけつつ、おじいさんの乗っていた自転車とマダムの自転車をはじによせ(車道で倒れてしまったので)、救急車を呼ぶかどうかなど、していたのであるが、驚くほど、誰一人足を止めることなく、何事もなかったかのように歩き去って行ったのである。
もちろん、香港人とは異なり、道のど真ん中で急に立ち止まったり、変な方向転換をしてくるようなことはないが、それでも電車の押し込み方や、自転車のマナーなど、日本人には、「香港人がしない酷いことをする」一面があるし、もちろん香港人には「日本人がしないびっくるすることをする」一面があるのだなぁ…などと痛感するのである、。
結局、そうやって客観的に見れば、別に香港人に格段酷い人が多いわけではなく、日本人でも酷い人はいくらでもおり、そして、気を使っている種類が違うだけで、それらの人との遭遇率は、それほど違わないのかもしれない…などと思うと、香港でイライラすることがすっかり晴れてしまうワタクシなのである。
…そんな気持ちを持ち、香港の街を歩くと…
驚くほど人とぶつからなくなり、物凄く嫌な態度を取る人達とも、不思議とめぐり合い難くなっているのに気がつくのである。
恐らく自分が批判的な気分でいると、そういうフィルターに引っかかるものばかり集中的に見てしまうのだなぁ…と改めて痛感するのである。
なかなか侮れない!効果抜群Watsonsのフェイシャルマスク
ワタクシが密かにはまっているフェイシャルマスクがある。
それは、、、
Watsonsで販売されているWatsonsブランドのツバメの巣パックである。
まず、Watsonsのブランドと言うことだけでワタクシはそれほど興味を持たなかったのである。それは、例えば日本で言えば美容専門ではない「マツキヨでマツキヨブランドのフェイシャルマスクがある」と言われているような感じで捉えていたからである。
前回、日本へ帰った際、何か香港ぽいお土産を…と探し回っていたところに見つけたツバメの巣。ツバメの巣ってあんまり日本では聞かないし、香港っぽいかもと思い、値段もそれほど高くなかったので購入して帰ったのである。
数日後、「凄くよかった!!」とお礼の連絡を頂き、まぁ、社交辞令だろうと思ったのだが「また買ってきて欲しい!!」とリピートの依頼までもらったので気になっていたのだ。
先日、Watsonsを通りかかった際、入り口付近で本商品が置かれており、なにやらプロモーションを行っていたのである。
Buy 2 get 1 freeで、更に無料でなれる会員になれば更に30ドルの割引。
結果1箱(5枚入り)99ドルが3つで179.80ドル(1箱59.9ドル)⇒1枚11.98ドル⇒168円くらい!
全く期待はしていなかったものの試しに3箱購入し、1箱は自分で使い、残りはお土産にすればいいと思って購入…。
パッケージの中には、フェイシャルマスクとそのあとに塗るクリームが入っており、それで1回168円なら安いだろと思いつつ、そして、全く期待をしていなかったワタクシ。
・・・ところが、
フェイシャルマスクをして30分後、この値段のマスクなら大抵カピカピになっていると思われるが、まだ若干潤っており、剥がして見ると若干のリフトアップを感じる。
そして、その後、付属のクリームを塗る。結構量が多く、顔だけではなく、首やら別の場所へ塗れるほどの量があった。クリームは結構肌に入り込んでいかないなぁと言うような印象もあったのだが、翌朝目覚めて結構驚いたワタクシ。
毛穴が引き締まり、ニキビ跡の赤みが随分引いており、、俗に言う、調子のよい肌になっていたのである。
あわてて成分を調べてみると、アンチエイジング、美肌効果によいツバメの巣のシアル酸、細胞の新陳代謝を促進するEGF、コラーゲン・ヒアルロンさんなどを作り出すFGFなどが含まれていることを知る。
この値段でこの効果なら…と、、
・・・翌日追加でドッサリ買って来たワタクシ…。
次回の帰国時にもお土産にする予定である。
想像力・感受性の欠如
*車道のど真ん中を堂々と走行する自転車
基本的に香港人は、想像力の乏しい人が多いと思う。
(多いと思うのはワタクシの主観であるので、10人に1人だから多いのか、100人に1人だから多いのかなど、その辺は明確に出来ないのではあるが)
故に、「何でそういう動きをするの?!」とか、
「いやいや、そこで突っ込んできたら駄目でしょ」とかしょっちゅうある。
そのため、
赤信号に向かって全速力でアクセルを踏み込むバスのドライバーも珍しくないし、
買い物終わりにカートを片付けずに去っていく人もワタクシの感覚からすれば多い。
目も口も半開きにし、スマホをいじってゾンビのように徘徊する人たちの何の思考力のない人たちを見て、
この人たちに自分の考えはあるのだろうかと疑問に思う次第である。
(歩きスマホは世界中で多いのだろうけれど、。)
先日のカスタマーサポートとのバトル。
アレから、何度リマインダーを送っても連絡は来ず、ホームページ上の電話番号は、永遠にテクニカルなトラブルを経験し続け、電話は一方的に切られ、かかってきた電話番号へ折り返しても、永遠に営業時間外、おまけにアイテムを送り返す際に教えられた工場の電話番号も、結局は電話会議用のフェイク番号…。
・・・なんて会社だ・・・。
唯一つながる、全く関係ない購入前のサポートセンターの人に話をするしかなく、散々吠えてあきれられた挙句にようやく連絡が来たのである。
修理品を送ったのは3週間前。
そこから「確認します」といったきり、毎日リマインダーを送っても無視を続け、ようやく電話があったと思えば
「どうしてこのようなことが起こったか調査しており云々かんぬん…」
明らかにスクリプトを読んでいたので
「チョット待って、なんでワタクシが送った荷物を受け取らないかじゃなくて、何でこんな報告をするだけのために3週間もかかったのか聞いているんですけど」
といっても、
「Sorry,,, but(原稿に戻る)」
「それについては改善を勤めます(そして原稿に戻る)」
結局何度止め、そこを指摘しても、何にも言葉が浮かび上がってこないのである。
「いやいや、なんで3週間かかったのか聞いてるんだけど?」
と、手を変え品を変え、怒りを伝えても
「工場側からフィードバックがないから」
とか、その程度のことしか言えず、
「じゃあさ、工場に電話したの?5分で確認できるでしょ?リマインダー毎日送ったけど、何でそれに対して『今確認中です』の一言も言えないのか」
と、言ったところで、それが問題だと毛頭思っておらず、「対応すりゃいいんでしょ?」「対応するって連絡してるんだからもういいじゃん」というのりであるのがアリアリと伝わってくるのである。
なので、何度その手のシンプルな質問をしても
「工場が~…」
「今調査中で云々」
「フィードバックがないから連絡することがなかった」
…基本的にホウ・レン・ソウの文化はないようである。だ、ものだから、基本的にそういう電話があっても
「返金担当の部署から後で連絡があります」と、。
・・・いやいや、後でっていつなの?また3週間後とかありえないんですけど
(*ちなみに一番最初に連絡をしたのは2ヶ月弱前である)
「いや、だから後で…」
「じゃあ、それがいつになるのか確認しようか」
「ですから、Laterです」
…話にならない。
言葉が通じる人がコミュニケーションをとれる人とは全くもって限らないことを痛感させられるのである。
最後に
「じゃあ、連絡がない場合はどこに電話したらいいの?」と聞いても、あの永遠にテクニカルトラブルのある電話番号しか教えてもらえず、何度あれがワークしていないか伝えても結局変わらず…
「いい?あの電話番号は絶対に人にはつながらない仕様になってるから」と言っても、何一つイレギュラーの対応は提案がなく。いくらリクエストしても、通常の方法を案内され続け、どんなにそれが機能していなくてそれのせいで2ヶ月経っているか、ドラマチックに説明したところで、何の意味もないのである。
・・・案の定「24時間以内に連絡させる」といった72時間経過しても連絡はなく、リマインダーを送ろうが、電話をしようが状況は何にも変わらず、つながることはないのであった。
この人たちがイレギュラーのための想像力を働かせるのはものを売る時だけであって、それ以外の時には、教科書に書かれた事以外のことは対応できない人が本当に多いなぁと身にしみて思うのであった、。
ちなみに、香港は吠えれば何とかなることも多いが、裏を返せば、吠えなければどうにもならない世知辛い街でもあるのである…。
中国企業の対応
最近中国企業でも面白いコンセプトの商品の開発や販売が進んできたなぁと思う。
そんな中、ワタクシが密かに心引かれたのがとあるカメラ。ドローンに使われている技術を使用し、手振れを物凄く防げるカメラで、面白いなぁ~・・・と思ったのである・・・
・・・が、
我が家にやってきたのは初期不良のある不良品。
その時点で凄くいやな予感がしたのである。
実は、今をさかのぼること12年前、同じく中国企業の作っているガジェットを購入した際も、驚くほど簡単にエラーが起こり、フリーズし、使い物にならなくなったのである。
…それの再来かと思い、とりあえずカスタマーサービスに電話。
「修理品については別の部署になりますからここでは案内できない」と。
・・・いや、別に修理じゃなくて初期不良なんだから新品と交換してよと思ったけれど、何を言っても
「私は何も案内できません」と一点張り。
「じゃあ、担当部署につないでください」というと、
「電話は転送できない」と。
オンライン上から問い合わせろの一点張りで一方的に切られた。
仕方なしにメールで問い合わせると、当然のように返事は来ず。2回催促したらやっとメールが戻ってきて
「詳しい状況を知りたいからエラーの動画や写真を送れ」とリクエスト。
それを撮影し、返信すると返信なし…。
再度催促すると
「ではケースを作るので、不具合の様子を教えてください。あと、○○ケア(有料の保証)を使いますか?」とのこと
いや、、、っていうか、既に説明してるし、
写真も動画も送ったし、
何で初期不良にこっちが金を払わないといけないのか。。。
すると、
そこから1週間返事なし。
電話番号に連絡したところで自動音声が流れ、該当する番号を押すと、録音されている一般的な案内を再生した後、自動的にラインが切れる使用に…。何度か試したものの、永遠に誰にもつながらなず…。
仕方なしに、部署は異なるが最初電話したところに連絡し、状況を言うと、まず取り合ってくれず。コンプレインにすると、凄く露骨に面倒くさがりながらリマインダーを送ると。24時間~48時間以内に連絡しますと言われ電話を切られる。
・・・ところが、3日たっても連絡なし。
再度、同じところに電話をし、状況を説明するとまた、全く同じ事を言われ、切られそうになり、
「いや、それでどうにもならなかったから連絡してるんだけど」と粘る。
結局早い話が「待て」と言われるだけ。
特にそれ以上も以下もしないと。
その間、店頭で修理受付をしてもらおうと試みるも
「オンライン上から予約をしろ」と言われ、試みるが、
ウェブサイトは4つの端末、3つのブラウザーから試したが予約を受け付けず…。
直接電話し、予約を受けてもらおうとしたところそれは出来ないと…。
…その時点で最初に問い合わせてから2週間が経過。
そしてようやく担当部署から連絡が帰ってきたと思ったら、特に謝罪もなく、坦々と「どこそこへ送れ」と、。
何ゆえ初期不良を送り返す宛先を聞きだすだけで2週間もかかるのか、。
ワタクシは非常に憤慨しており、かつ初期不良に対してワタクシが費用を持つ意味が分からないので「着払いで送りますから」という旨を連絡し、返答のメールを受け取った上でようやく送付。
・・・が、
3日後、その中国企業のカスタマーサービスから電話。
「あの、あなたのケースのフォローをしているので、弊社のケース番号を教えてください」と。
…っていうか、何を見てワタクシに電話をしてきたんだこの人は…。
「いや、急に言われてもそんなもんすぐに出ませんけど」というと
「じゃあいつなら都合いいですか?」と担当者
「っていうか、そっちにレコードないの?何でそんなのも分からず、確認もせず電話してきたの?」というと、色々言い訳をしていたが、結局見つかったとの事…この無駄なプロセスに10分…。
「で、カメラがまだ届かないんですけど?どんな状況?いつ送ってくるの?」と聞いてくる担当者。
しかし、ワタクシは、その朝、クーリエの方から「受け取り拒否されました」と報告を、その電話の10分前にうけており、ワタクシはテッキリそれを確認した上で連絡をしてきたのだと思っていたので、何をトンチンカンなことを言っているのだろうと思った次第である。
「っていうか、そっちが受け取ってないだけでしょ?!」とブッチギレ。
「分かりました状況を確認して報告します」と。
結局その日は連絡来ず。
その時点で、最初に問い合わせをしてから1ヶ月経過。
翌日
「既にロジスティックチームがあなたのカメラを受け取りましたからそれを報告するために連絡しました」とメールが。
しかし、
・・・ワタクシの画面上ではその日の朝も受け取り拒否になったというステータスになっていたのである。
加えて、クーリエから「また受け取り拒否になった」と電話があったのである。
…どんだけいい加減なんだ・・・
結局ワタクシ、最初に報告してから1ヶ月経っても修理品を受理すらしてもらえていない状態である。。。
日本ではこれほど酷い対応をされた経験は覚えがないのだが…結局これがチャイナクオリティーなんだろうか…と思わざるを得ない結果に…。
更に、カスタマーセンターは電話してきたりメールしてきたり…連絡方法がランダムなくせに、ワタクシには電話番号を教えてくれず。
しかし、着信を受けた時に中国の国番号から電話があったので、朝10時、そこへ電話すると
「営業時間外です。営業時間は平日朝9時から、夕方18時までです。また後で試してください」と。
…意味不明。
昼の15時にかけても結果は同じ。
…馬鹿にしてるのか。。。
ここまで来ると、もはやギャグである。
ホトホト疲れ果て「すぐに新しいのを送り返すか、それが出来ないなら全額返金してください」と。
そんなメールに返事が来るわけもなく…ワタクシが送ったカメラは送りっぱなしで引き取られることもなく2週間、クーリエの倉庫に保管されている。
1日1回リマインダーのメールを送り4日後くらいに
「ごめんなさい。こんなこになってしまい、あなたの心情をお察しします」とメールが。
いや、察したり謝ったりしてないで、どうするのか、どうなるのか、何をするのか説明をしてくれと。。。
ところが、結局2ヶ月たった今も、何も解決していない状況である。
…ワタクシ、その企業から今後、どれだけ面白いものが発売されても、もう恐らく買うことはない次第である。。。
香港のお年玉事情…。
*役目を果たしポイ捨てされたお年玉袋…。
環境問題の観点からレジ袋の有料化をいち早く導入した香港。
そして、最近、同じ観点から、ストローを廃止しようという風潮が始まった。
…が、
ワタクシの観点からすれば、それは別にエコを気にした動きではない気がしてならない。
人々は、ビタ一文払いたくないから有料のレジ袋を欲しがらないだけで、そこに環境のためにと考えている人などほとんどいないように思うし、ストローの廃止も、店側からしたら、コスト削減の良い言い訳が出来ただけにしか感じない。
話は本題へと戻り、旧正月が明けた香港。
30歳を越しても、独身の香港人が一年で何より活き活きとしているのが旧正月であるといっても過言ではなかろうと思われる。
それは、お年玉回収に余念がないためである。
普段来客があっても一瞥もしない同僚も、何か来客があると、物凄い笑顔と愛嬌を振り撒き、金をよこせの魔法の言葉「恭喜發財」を口にする。
そもそも「恭喜發財」は旧正月あけに使われる「明けましておめでとう」の意味ではあるが、文字をどこからどう見ても「金儲けおめでとう」だか「儲かりますように」だの、そんなニュアンスしか感じられないワタクシ。
それをランランとした$マークの目玉で言われたところで、早い話が
「とっとと金を出せ」
くらいにしか聞こえない妄想族なワタクシなのである。
因みに、この香港版のお年玉、旧正月中は空けず、袋から出さず、使わず…そして、三が日的なものが明けてから使うのが吉とされている。
…しかし、日本人のワタクシとしては「だれからいくらもらったか確認できなきゃお返しできないじゃん」と思うのであるが、そういう気持ちは毛頭ないらしい。
ところが、、、
旧正があけ、しばらくすると、街中にお年玉袋がポイ捨てされ始める。もはやありがたみも縁起も御利益もあったものではない。
*ワザワザ破った上、ワザワザバスの階段部分にまとめて捨てられたお年玉袋
こんなに無下にただ、捨てられるだけなら、いっそのこと裸の現金で渡せばいいと思われる。その方がよっぽど環境のためになるというものである・・・
・・・が、
どうやら一部の人たちの間では、スマホの電子マネーでお年玉を送金するなんて人たちも現れ始めたらしい香港…。
仕事や問題解決において合理的になるのはとても素晴らしいことだともわれるが、伝統を重んじたいなら敬意を表するべきかと思われてならない。。。
香港人の塩対応
こんなバス…乗りたくない…。
当たり前のことを当たり前にしてくれないことは香港では当たり前である。
引っ掛け問題?
いえいえ。現実である。
先日、海外旅行中に盗難に遭い、加入していた海外旅行保険にクレームをした際、クレームフォームに希望の支払い方法が記載されていたのである。
ゆえにワタクシは、銀行振り込みのところに印をつけ、口座番号を記入。
こんなもの、クレームしたことがないので、チャント支払われるのか不安だったが、1ヶ月しても音沙汰がないので、電話で問い合わせるとメールを送ってくれと言われ、メールを送ると返事なし。
3回ほど再送したのであるが、とうとう返事はなく、再度電話で連絡したところ
「私にはそのメールのアクセスがないので確認できません」との事
「じゃあ確認できる人に転送してください」というと、どーのこーの理由をつけて、手っ取り早い話が「致しません」
担当者に報告してASAP連絡させると一方的に言われて切られたのであるが、折り返しなど来るはずもなく、。
コンプレインしようとした矢先…
…我が家宛に小切手が届いた。
・・・っていうか銀行振り込みを希望しただろうが!!
っていうか、状況を先に報告しろよっていう、。
このようなことは多々起こる。
なんにしても支払われたので、少しだけ安心したワタクシであるが、このようなことはいくらでも起こる。
どうしてこういうことが簡単に起こるのか…それらを引き起こす香港人の思考回路が少しだけでも理解できれば、イライラは若干緩和されるのであろうと思われるが…永住権を有しているほど長く住んでもこの街の人間の思考回路は、割と理解できそうにない…。