Nの苦行・荒行 香港生活

30代の視線で香港での苦行荒行を綴って参ります。

隣に来ないで~トナラーの心理~

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香港人は周りを見ない。
周りが気にならない人が多い。

 

ゆえに、自分の目的しか見えていないので、その間に他人がいてもその人たちが見えない特殊な目をしている

 

だからこそ思いっきりぶつかってきたかと思えば、ハトが豆鉄砲を食らったかのように驚く人も多い

 

…っていうか、そこ、予測できなかったんかい、。

 

しかし、そういう人たちを上手く避ける人たちもいるので、それでこの街は成り立っているのだろうと思われる。

 

ワタクシの通うHIITのクラスは15パートに別れ、それぞれ違う種目を一定時間しつつ、終わればローテーションで次の種目へ移っていくのであるが、15パートに対し、人が6人などと言う場合、普通に分散すれば良いと思うのだが、その日は、あえて、同じパートのものをやり始めた人がいてビビル。

 

 

…これはワタクシがそういうのを気にしすぎなんだろうか。。。

 

 

いや、場所も狭いし、人がいないところのやれば良いじゃん…ぶつかっても危ないし…

 

 

と思うのであるが、そういう人は一体何を考えているんだろう。

 

…えぇ、何も考えていないのである。

 

あえて巻こうと、その種目が終わった後、空いているところに移動したら、

 

後から…

 

...ついて来る!

 

仕方ないので、開始の合図と共に元のパートへ戻り、無事巻いた次第である。

 

その帰りのバスで、空きの席ならいくらでもあるのに、酷い体臭のおじさんがワザワザ隣に座ってきた。

 

あまりに臭いに耐えかね、席を移動した次第であるが、その席は何か特別な席だったのだろうか。

 

 

その後、立ち寄ったレストランでは、他に空きはいくらでもあるのに、若い女性がわざわざ相席してきた。それも四人がけのテーブルで、スペースだってあるのに、わざわざワタクシの目の前に座るのである。

 

…せめてはす向かいに座って頂きたい。

 

その帰り、3人並んで歩けるくらいの歩道で、ワタクシは端を歩いていたのであるが向かいからおばさんが、逆側の端を歩いていたのに、あえて、ワタクシの進路に立ち入ってきてぶつかってきた…

な、、、なぜ?!

 

おそらくワタクシの後ろの方の角を曲がりたかったんだろうけど、なぜ待てない…

  

翌朝、持ち帰り専門のヌードル屋で列に並びオーダーをしようとすると、後ろのおばさんが抜かす勢いで迫ってくる上に、ワタクシはまだお金も払っていないのに、既にお金を手にもち、店員に差し出しているのである。気が早いって言うか、ワタクシのこと見えて…ない。

 

…一体、これは何なのでしょう。

 

 

日本語でこのような、あえて寄ってくる人たち「トナラー(語源:隣に来る人)」と言うらしく…、しかし、日本で見かけるトナラーに比べると香港人のそれは、いささか度の過ぎる人も多く…少しは周りを見て頂きたい次第である…

 

余談:

今朝、バス停でバスを待っていると、バスが来た瞬間、凄まじい勢いで後方からおばさんが走ってきて、何かと思えば、そのままバスに乗り込もうとしていたのであが、、、このおばさんには列が見えなかったんだろうか、、、目の前のおじさんが「皆並んでるよ?」と注意すると露骨にビビッていたのだが、、、

 

おそらくトナラーの皆様も、これぐらい見えていないのだろうと思われる。

 

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刺青と香港人

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りゅうちぇるさんがタトゥーを入れたことがニュースに取り上げられていて、どれどれと思って読んだところ、コメントで凄い潔癖すぎる内容が並んでいるなぁと思ったワタクシ。

 

 

ワタクシ、特にグロテスクではないタトゥーに対してはそれほど抵抗はない。

 

 

と言うのが、香港では、タトゥーをしていてもジムのサウナやら公共のプールで入場制限なんてないので、それらの場所に行く限り、一回につき1度くらいは目にしていると思う。

 

それらに対して「いいデザインだな」「これはどうだろう…」と思うことがあっても、特にそれ以上もそれ以下も思わない。

 

ところが、日本では凄まじくバッシングしている人がいるんだけど、手を変え品を変え、色んな方法で表現はしているけれど、正直その大半が、簡単に言えば

 

「皆が駄目って言ってるから良くない」

 

って言ってるだけにしか聞こえないのである。

 

…なんかこう、もっとオリジナルに自分の考えを持っている人はいないんだろうか。

 

そういう人を見るたび、結局は「タトゥーをしている人に対して、皆がそういう目で見てるから自分もそういう風に見よう」って流されているだけにしか見えなくなってしまうのである。

 

そこいくと香港人はもっと他人に対して無関心、自分は自分、他人は他人。そんなところが冷たくもあり、心地よいなと思うこともあり。

 

日本ではタトゥーが入っている場合に入場制限されるような場所はあるけれど、それは分かっててやってるんだろうから良いんじゃないだろうか。

 

因みに、奥さんと子供さんの名前を入れたと言う、そのタトゥー…見てみたけれど、これは、デザイン的に、二人目、三人目が生まれたらどうして行くんだろうか…

 

などと、思う程度なのであった。

 

まぁ、ワタクシは眉毛のアートメイク以外する気はないが、別にしたい人はすれば良いんじゃないかなと思うし、歴史的にどうだったかは知ってるけれど、それはワタクシの世代の話ではないし、それに対して周りがどうこう言うのは、なんだか滑稽だなぁと思うのであった。

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親の危篤

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仰々しいタイトルをつけてしまったが、ワタクシの親はまだ健在である。

 

よく遊んでいるカナダ人の友人E、最近元気がないし、あんまり連絡もしてこないしなんだろうと思っていたら、どうやら母親の癌が悪化してしまったと連絡があったとの事。

 

そんな友人Eは後日休みを取り、カナダへと帰っていった。

 

2週間くらい行くと言っていたが、最初のうちは姪っ子の写真だの、なつかしの行きつけのレストランだの、ショッピングモールで見かけた面白いものなど送ってきてくれたので、母親の方は落ち着いたのかな?などと思っていた。

 

それから3週間位して、

 

「今朝戻ってきたよ」と言われたのだが、

続けて、

 

「でも、カナダを出発してすぐに亡くなったってさっき連絡があって、、これからまたカナダに戻る」

 

と連絡が来た。

 

父親のケアも含めまた2~3週間くらい帰るとの事。

 

合計で1ヶ月以上抜けてしまったわけだが、そんな話をパートナーに「休みを取らせてくれて良かったよね…」などとしたところ

 

「そんなの当たり前じゃん!!」

 

と、突っ込まれてしまったワタクシ。

 

大抵どこの会社でも身内にそんなことがあれば、普通はお休みくれるよという。

 

 

そこでワタクシは、日本で働いていた時のことを思い出すのだった。

 

アレは、社員旅行直前の金曜の朝、突然母親から、伯父が危篤だと連絡が入り、上司に報告し、帰らせてもらった。

 

ワタクシと家族はその時東京に住んでおり、伯父が住んでいたのは車で高速飛ばして13時間くらいかかる地方である。

 

ついたのは土曜日の早朝ごろだった。そこから病院にいき、伯父が亡くなったのは月曜日だった。

 

お通夜、お葬式をすませ、確か東京に戻ったのは水曜日だったと思う。ワタクシは会社からオフィシャルに与えられている権利である有給休暇を使用したのだが、木曜日に会社に戻ると、お悔やみの一言も言われず、朝礼前に皆の前で部長に突然

 

「喪主でもないのに休みすぎだ!残されたメンバーの気持ちを考えろ!!」

 

と怒鳴られた。

 

ワタクシはその時社会人1年目。

 

そうか、身内が危篤でも不幸があっても有給休暇はとってはいけないのか。

 

すぐさま中間管理職の人に別室に連れて行かれ、フォローされたが、とはいえ、結局手っ取り早い話が、

 

「辛いかもしれないけど、部長のいうこと、理解するように」

 

ということ。

 

学生生活とは環境がガラッと変わり、プライベートでも仕事でも人生が凄く辛い時期で、父親のような存在だった伯父の死は、どん底に突き落とすようなものだった上に、会社ではそんな風に言われ…

 

・・・あぁ、社会人になったら悲しむ権利もなくて、ワタクシが人として大切にしたい部分を色々諦めなきゃいけないんだなぁ・・・

 

などと漠然と思った気がする。結局ワタクシの有給休暇はその時に使ったのが最初で最後。消化も出来ないまま数か月分くらい消失したような…。

 

それからもう10年近くが経つが、あんな怒鳴られてもワタクシはあの時お別れが出来てよかったと思っているし、今では、あれが日本の文化なのか、たまたまあの会社がおかしかったのか、もはや分からない。今も日本企業で働く人からしたら「そんなのは常識だ、不幸があったって有給休暇なんてとらないのが当然だ」と思う人もいらっしゃるかもしれない。

 

しかし、香港で有給を取らせない会社はないし、状況が状況であれば、会社側も休みを認めるところも多い様子であるし、身内のお葬式から帰った直後に「よくも休んだな!」などと言う人はいないと思われる。

 

仕事も仕事以外も、大切なものに対してはくいの残らないように、バランスよく生きて生きたいなぁと、ただただ切実に思うのであった。

 

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黄大仙の日本語堪能 占い師

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先日、友人の主催するパーティーに参加した際、
大仙という香港で有名なお寺で
占いをやっている人を紹介された。

なんでも日本語が堪能とのことで紹介されたのだが、
話の流れで占ってもらうことに…。

 

手相、人相、生年月日など、
色々なディメンションから占ってもらったのだが、
色々的中しまくりでビビルワタクシ。

海外にいるわけも、今のパートナーがどういう人なのかも、
睡眠時間が短いだの、夜中に目が覚めることがあるだの…
健康上の問題では、こういうものに心配がないかとか、
運動が好きだろうとか、仕事はこういうものかとか…
「ここにそういうのが出ている」って言うのを示しつつ、
答え合わせのようにことが進んでいく…。

 

最近は仕事の面で自信が持てないことも多く
よく考えすぎて落ち込み続けることもしばしば…

そんな性格もしっかり暗示されており、
自分の強みとなる部分、コアになる部分の活かし方だの、
本来忘れてしまっている資質の部分を教えて頂き、
少し気持ちが楽になった。

 

ワタクシは、何年経っても変わらないサザエさんのような
生活にあこがれているのだが、どういうわけか子供の頃から
引越し続き、大人になっても引越しは多いし、
国境またぐこともあるし、
転職だったりなんだったり…

 

・・・望まない変化のつもりだったのに、実は深層心理で
思いっきり変化を望んでいることが分かった・・・

 

・・・かつ、変化に弱いって…どういうことだ…汗。

 

でも、これまで起こっていたこと、ワタクシが感じていたことを
紐解かれたような気がしてすっきりしたと言うか、
肩の力が抜けたような…

 

黄大仙には日本語の通じる占い師も結構いるので、
たまに八方塞になったら、気休めに受けてみるのも良いかもしれない。

 

ちなみに、

 

その人に
「何で数ある言語の中から日本語を選んだの?」

 

と聞いたら

 

「だって、日本人騙しやすいんだもん」

 

と、ケラケラ笑ってた。

・・・もちろん冗談でであるが、、、汗。

それだけ日本語が堪能・・・ということで・・・汗。

 

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なんでこんなところで・・・!!

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*1)美容院でブリトーを頬張るおばさん
*2)同じく美容院でチューハイとフィッシュボールをつまむおばさん
…終わるまで待てないのだろうか。


香港人は周りを見ない。
周りを気にしない。
周りを慮らない。

…人が多く見受けられる。Not全員。

ゆえに、広くスペースがあっても、
ワザワザま隣にやってくる人もいるし、

狭い道で人が一人通れるくらいの場所でも、
既に先に誰かが通ろうとしていても、

 

…待てずに直進してくる。

 

思わず
「なんでこんなところで○○してるんだ!!」
と、驚愕することが多々ある。

 

ワタクシの通うHIITのクラスは大抵
9~18種類のステーションに分かれている。

例えば、1から始めた人は2⇒3へと移り、
17から始めた人は18⇒1へと番号順に
ローテーションしていく形式である。

あるとき、5人しか参加者がおらず、
入り口付近に皆固まっていたので、
自ら一番奥の誰もいないステーションへと進んだ。

 

5人しかいないので、1、4、7、10、13とか、、
それくらいバラければのびのび周りを気にせず
出来るじゃないかと考えるワタクシ。

 

ところが、準備体操が終わると、全員ワザワザ、
ワタクシの近くへと寄ってきて


あっという間に包囲された。

 

結果、一部に密集、その他ガラッガラである。

 

おまけに動きが激しいステーションとか、
ま隣にいられると凄く邪魔になるのだが、
その辺も見えてなく、、、

遠慮なくワタクシのスペースに押し入ってくる。

 

ぶつかって初めてハッとされ、
謝られ・・・ることもまれにあるので、
こんなに近寄ったらどうなるか、
本当に気がついてなかったんだなぁと悟る。

別の日、同じことにはなるまいと、
空いてた7から始めたワタクシ。
周りに人もいないし、良かった~と思っていたのもつかの間、
ローテーションで8へ移った時…

 

 

…2にいた人が瞬間移動してきた。

 

何ゆえこんなに空いているクラスで…
それも7や9へ行くのではなく、
ワザワザ、ワタクシのいる8へ入り込む。

その後、その人は4へと移っていき、
なぜか次に10へやってきて再度バッティング。

 

気が散って集中できない未熟者なワタクシ。。。

 

 

結局クラスが終わり、ジムへと行ったワタクシ。
その時間はピークアワーで、ビックリするくらい混んでいた。
混んでいるのに、マシンに座ってる人はお構いなしでスマホでゲーム。

 

・・・だったら代わっていただきたい。

 

また、フリーウェイトコーナーへ行くと、
ほぼ全てのベンチが埋まっているのに、

 

・・・ワザワザ、ベンチの上で腹筋をしている人を目撃・・・

 

 

・・・いや、あの、、、そういうのする専用の
ヨガマットがひかれているコーナーがあるんですけど…。

 

・・・ちなみにそっちはガラッガラ。

 

・・・この人たちはやはり人が密集するところに身を投じるのが好きなんだろうか、。

 

 

とどめに…

 

 

トレーニングをおえ、サウナに入ったワタクシ。

 

中には恰幅のよろしい中年の方が。
何を思ったかその中年、、、
浅く浅く座り、「フンフン」言いながら、
汗を撒き散らし、脚をお腹に引き寄せるスタイルの
腹筋を始めたのである。

 

 

・・・だから、そういうことはヨガマットでやっていただきたい…


椅子の板も相当きしんでるんですけど… 
と、思ったその次の瞬間、

 

 

バキッ

 

ドスン!!

 

という見事な爆発音ともに、
サウナの木の椅子は砕け落ち
中年落下。

 

「アイヤー!!」

 

と、言い放ち、
何事もなかったように去って行った・・・。

 

 

・・・いや、アイヤーじゃなくて、係り呼べよ。。。

 

 

もはや香港で暮らして長いのであるが・・・
未だにこの人たちの行動パターンは予測は出来ても、
どうしてそうするのか、全く理解できないワタクシなのであった。

 

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タクシーでスマホを紛失

先日、タクシーに乗った際、携帯を車内に落としてしまったワタクシ。

 

降りた瞬間気がつき、走り去ろうとするタクシーに向かって
自称ターミネーターのような勢いで走り、
オペラ歌手のような野太い声で呼び止めようと
試みたものの、凄まじい勢いで走り去ってしまったのだ。 

 

さてどうしよう…

 

とっさに誰かに相談しようと携帯を…

 

 

・・・いや、だから、その携帯を落としたのだが…

 

というアホらしいボケと突っ込みをやってみたところで状況は変わらない。

 

香港は携帯を転売できる街である。

 

その辺に携帯が転がっていようものなら、
速攻売られ、二度と携帯が戻ることはない…。

ワタクシが使うのはiPhone X。
まだまだ良い値段で売り飛ばせる代物である。

取り急ぎ、携帯がないならパソコンで連絡を取るしかないと、
パソコンを起動したワタクシ。

 

 …iPhoneを探す…

 

なるサービスがあったことに気がつく。

 

 

早速、紛失モードにし、GPSで場所を見るが、
凄まじい勢いで香港を縦横無尽に駆け回る。
どうやらまだタクシーにあるらしい。

 

いじっていたところ、ディスプレイにワタクシから、
最後のお願いメッセージを表示ができることに気がつき、

 

 

心優しい方へ。携帯を落とし、家族とも連絡が取れず困っています。
拾われましたらこちらのメールアドレスに御連絡ください。


*香港人は家族命の人が多いという理由から家族を絡めて見た浅ましいワタクシ…。

 

と、メッセージを表示させたところ、
しばらくしてメールが来たのである。

 

再びGPSで場所を追跡すると…

 

 

 

ゆ、、、ユンロン

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中心地から果てしなく遠くの村である。
5年前くらいに一度行ったきり、
一度も訪れていない…。

 

コンビニに駆け込みプリペイドのSIMカードを50ドル弱で購入し、
ネットも電話も使える状態にし、古いiPhoneに挿入し、アクティベート。

 

返事と共に電話番号を伝えたのだが…

 

 

そこから全く返事がない。

 

待てど暮らせど連絡はなく、そこから放置されること8時間・・・。

 

1時間に1度くらい連絡をしてみたもののスルー。

 

とはいえ、GPSで調べると移動した形跡はなく、
電源も切られていない。

 

と、

 

やっと返事が来たと思ったら

「ごめん。寝てた。」

「いつとりに来る?」

 

 

との事。

 

 

1時間半くらいかけてバス、電車、トラムを乗り継ぎ
ユンロンまで出向きましたとも。

 

「私に拾われて良かったね」

「次は気をつけて」

 

と、返してくれたのであった。

おずおずとワタクシの(香港の)地元で少しだけ有名なお菓子を差し出し
御礼をするワタクシ…。

 

約12時間ぶりくらいに我が携帯はとても愛おしく…

 

 

…相当携帯依存症になってしまっているのだなぁ…と感じた次第である。

 

香港で落とした携帯はカナリの高確率で絶対に戻らないけれど、、、
もし、落としてしまったら、最後の望みをかけて紛失モードでメッセージを
表示させるのは、、、アリかも知れない…。

 

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恐怖の賃貸契約更新

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ワタクシの様な家を持たない現地採用の人間が恐れていること…

 

 

…それは、

 

 

家賃の値上げである。

 

今の部屋へ引っ越してからもう2年も経ってしまった事に驚愕したのだが、大家の強気な態度にはもっと驚いたワタクシ。

 

ある日突然メールにしてきて

 

「管理費が上がったから4000ドル(約5万6千円)値上げしたい」

 

と言い出したのだ。

 

ワタクシも負けじと
「管理費の値上げのNoticeは張り出しがあったけど、300ドルくらいでしたよね?それにインフレ率を考慮したら1000ドルくらいの値上げが妥当じゃないでしょうか」

 

…もちろんこれが通るとは思ってないけれど、
イニシャルオファーは下げておかないと、

 

 香港人は…

 

・・・価格交渉が大好きなのである。

 

「でも来年MTRが開通するじゃない?
そしたらマーケットプライス的には3000ドルくらいの
値上げは妥当だと思う」

 

と言い出す。

 

「でも、MTRが開通するのって、今回の更新契約の後でしょ?マーケットプライスって、そら新規で契約する人は2年間契約で、その間、値上げは出来ないから来年開通するMTRを考慮に入れるのは普通だと思うけど、今回の契約期間内にMTRは使えませんよね?そして、MTRが開通したらまたあげるんでしょ?」

 

と切り返す。
中々ナイスな切り替えしかと思われる。

 

 ・・・が

 

 

「引っ越すとなるとあなただってお金かかるのよ?!」

 

 

と言われる。

 

 

「デポジットは出る時帰ってくるし、実質の負担は、引越し代と、半月分を仲介業者に払うってだけで、月3000ドル多く払うなら埋めるのにそれほどかからない。それに比べて、このビル、そのオファーよりも安い価格で、既に4ヶ月くらい空き部屋になってるところが4件はあって、しかも、この近辺に新しくオープンした建物は2件、来年オープンももう2件あって、それらの値段もそこまでしないけど…。」

 

ということをやんわり申し上げ

 

「つまり、たとえば4000ドル高い値段で合意した人が3ヵ月後に入った場合、3か月分のブランクを埋めるには○○ヶ月かかりますけどどうでしょう?」

 

 

と、御提案。

 

 

そしたら、
大家、もう手札がなかったんでしょうね。

 

 

「2,500ドル値上げ!それが最終。どうしたいか決めて連絡して」

 

 

と、一方的に会話は終了してしまったのである。

 

 

これって、交渉って言うんだろうか…汗。

 

とはいえ、欠陥住宅の多い香港で、満足の行く部屋を見つけるのは、至難の業。。。

 

おまけに引越し業者の荷物の取り扱い方から、ネットの初期設定の人だの、必要があれば新しい家具の配達だとか…そういったもろもろのものが、とても面倒くさいので、どうしたものかと悩む今日この頃なのである…

 

 

…なんにしろ、この土地狂った不動産の上昇…

 

…そろそろいい加減にして頂きたい…。

 

 

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