Nの苦行・荒行 香港生活

30代の視線で香港での苦行荒行を綴って参ります。

安室奈美恵さん香港公演(ネタバレなし)

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誰にでも忘れられない経験の一つや二つ、あるかと思われる。今回の安室さんの香港公演初日は、ワタクシにとって、永遠に忘れることができない、最高のライブとなった。
 
いつもなら、予めセットリストを見たり、ファンの人たちが書いている感想を見て、気分を高めるワタクシ。しかし、もう今後「次は何を歌うんだろう」と言うワクワク感を味わえるのはこれで最後なんだと覚悟し、報道されている情報も一切見ないようにして、香港初日に参加。
 
もう一曲目から大号泣。まさかこの曲で来るとは・・・などと、思いっきりの涙のスタートとなったものの、二曲めから完全にいつものNamie’s Style。コレでもかと言うくらい盛り上げ、ワタクシも悲しむ間も無く盛り上がってしまったのであるが、また、しばらくした頃、思いっきり泣かされ・・・そんなことを繰り返したライブであった。
 
昔の曲を披露する際、通常「懐かしい歌やるよ〜!」と言うような「過去を振り返る」ような見せ方が主流になっていた曲たちを、今回はまるで「昔に戻った」ような、当時のテンションで披露していたのがとても印象的だった。もう戻らない時間へ戻してくれたような気持ちになったライブ中盤。
 
新しい曲や、最近の曲を披露した際もそのテンションは変わらず、手拍子をする事すら忘れてしまうほど引きずり込まれる歌も、思わず固唾をのんで見守ってしまう歌も…そして、バラードの最中はそこら中からすすり泣くファン達の音が聞こえてきて…これが本当に最後なんだなと改めて実感。
 
これまでに彼女のライブへは数十回足を運んだワタクシであるが、あそこまで気分が乗っていたというか、思いっきりライブをしている様子は初めて見た・・・と言うくらい、香港初日の安室さんは調子が良かったように思われる。
 
それもあってか、一番最後には…、、、。あんな安室さんは生では初めて見たと言う印象的な事件が。。。
 
一番最後の締めくくりはキットこの曲だろうな…と予想していた曲は見事に外れ、「あ〜彼女らしいな」と言う締めくくりの曲…。
 
ずーっと定番だった「今日はどうもありがとうございました、また遊びにきてね、バイバーイ」も、もはや「また遊びに来てね」を聞く事は叶わず…本当に素晴らしい幕引きだった。
 
 
…とはいえ、ワタクシ、香港2日目も見に行く上、東京でもあと2回程見に行くのであるが…。
 
 

 

 

思いっ切り余韻に浸り、友人と泣きながら反省会兼打ち上げに向かう道中…会場外で堂々とパチものを売る香港人…それも、一部、ファンが勝手に作ったグッズを売っている人たちがいたり…
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また、翌日には(2日目の公演があると言うのに)既にライブの映像がメディアで放送されており、、、しかもその映像が明らかに盗撮しましたと言う雰囲気の低画質、手ブレ、白飛び具合…それも、一番ネタバレしてはいけない部分までバッチリ放送…
 
・・・本当にぶち壊しである。
 
楽しみに待っているファンが誤って見てしまわなかったことを祈る所存である。
 
さてさて、気持ちを切り替え香港公演2日目、香港での最後のライブを楽しむ次第である。
 

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MTR値上げ

 

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矢印は反対の方向を意味するらしい…。次に来た人間としては、一体どこへ並べば良いのやら…

 

ワタクシが香港へ引っ越してきた頃、近所にお気に入りのタピオカミルクティーがあり、12ドル(160円くらい)で買うことが出来た。

 

…が、

 

時は流れ、今や同じ商品は、若干スリムな容器に変わり(つまり量が減った)、20ドル(270円くらい)になった。

 

…例が微妙だけれど、香港のインフレは激しい。
家賃だって5%だの10%だの余裕で値上げしてくる。

 

 


話は変わり香港のMTRは非常に景気が良い。

2017年の発表でも168億ドル(約2300億円)の純利益を計上した…


にもかかわらず・・・

 

・・・このたび2年ぶりの値上げを発表。

 

 

2017年12月のインフレ率が1.7%で、これだけ儲けているにもかかわらず、、、

 

・・・3.14%の値上げらしい。

 

 

金の亡者め…

 

 

もちろん、このわけの分からない値上げに立法会議員や専門家からは批判が殺到。

 

なのに、そんなもの上の空でMTRの会長は


「市民からは合理的だと理解してもらえると思う」


などと言い放ちやがった。
 

・・・っていうか、

 

1ドルでも安いことが正義であるこの街で

 

誰も理解するわけねーーーーーーー!!!

 


ここ2年間は値上げはなかったけど、
2016年までは7年連続で値上げをしており、
このわけの分からない値上げ…いい加減にして頂きたい・・・

 

 

 

・・・と、憤ってみたものの・・・

 

 

ワタクシの住むエリアにMTRはなく、
年に数回程度しか乗らないのであんまり関係ないのであった…。

か、、、蚊帳の外…。

 

つ、つまり、何を危惧しているかというと、
まだまだ色々なものが値上げされていくのだろうなぁ…と
危惧しているワタクシなのであった。汗。

  

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香港で詐欺

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先日「香港人のネットワークを持つと~」

などと、さも、
「香港の地元の人たちと上手くやってますよ」目線で
香港人ネットワークを語ったワタクシ。

 

 

…であるが、

 

 

このたび、まんまと詐欺の被害にあった次第である。

 

事の発端は1月にさかのぼる。

安室奈美恵さんの香港公演における、ファンクラブでのチケット争奪戦の末、
3月30日のチケットはゲットしたものの、
3月31日のチケットが手に入らずソワソワしていたところ、
香港人の友人Kが

 

「友達(…の友達)がチケット扱ってる関係者だからチケット取れるよ」

と情報を回してくれたのである。

 

 

…今思えばその情報に欠かれていたのが
「Amuro」ではなく「Anuro」と書かれていたり、
しきりに「チケット発行はライブ直前になるけど、必ず渡すから安心してね」
だの書いていたので、嫌な予感はしていたのである。

 

そして、振込先がアカウントAからアカウントBに変わったと連絡があり、
これもまた、、、どうかと…。

時を同じくして、日本でチケットの転売だの詐欺だのの話題を見ていたワタクシ…。

 

しかし、わらにもすがる思いで、
Kの情報を信じ、チケット4枚分、計15万円弱振り込んだのである。

 

そもそも友人Kがワタクシをハメる気なら、これまでにその機会は何度でもあったがそういうことはしてこなかったのでまぁ、大丈夫だろうと…。


ところが、

 

 

待てど暮らせどチケットが手に入ったという連絡はなく、ワタクシもプッシュをしないまま、ライブまで一週間が切れてしまったので、

  

「あのぉ、、、チケット…そろそろライブなんだけど…」とKに言ったところ

 

「OK!任せといて!すぐに確認するから!」

などという友人K。

ところが、その夜、突然友人Kから電話がかかってきて

「本当にごめん、、友達(の友達)に連絡がつかなくて、その上司に連絡をしたら、『そんな話聞いていない』といわれた上、その人は今、海外に出ていると言われて…今確認を進めているんだけれど・・・どーのこーの、ぴーちくぱーちく・・・

 

・・・ワタクシ、だまされた云々じゃなくて

 

「ライブ見られない…」

 

 

って言うところで既に気絶寸前、
もはや何を言っているのか全く話が入ってこず、
そもそも、聞いている言語が英語なのか広東語なのかも分からなくなり、
急な吐き気をもよおし、トイレに駆け込んで吐きましたとも。

  

よくよく話を聞くと、警察にレポートするだの何だの話が進んでいる様子。

 

おまけに友人Kは

「振り込んだ料金の全額の返金と、Nの日本から実に来る友人の飛行機代、ホテル代
この詐欺で生じた費用は全部払うから安心して」

と何度も言うのである。

 

 

…えぇ、何度も。

 

 

結局、チケット代も半々で負担しようとか、ほかの費用なんて要らないと断っていたのだが、友人K、チケット代全額+気持ちを持ってきて、何度も申し訳なさそうに謝る…

えぇ、なので、正確には騙されたのは友人K。
騙したのも香港人だし、騙されたのも香港人。

 

…とはいえ、友人Kのことは、あくまで「友人」として思っていたので、国籍がどうのこうのとか、香港人とか、、、態々取り立ててその様に考えたことはあまりないのであるが、

「香港人」って言うことで見ると、そういう状況で、ここまで誠意を持って謝ってくれる香港人もいるのだなぁ…と、巷で見かける失礼すぎる連中たちとのギャップを非常に感じるあたり、、、

(タイで住んでいてそういうことがあったときは
「こうなっちゃったら、しょうがないじゃんテヘペロ」
位で流されたことも…。)

 

 …やはり、香港人は身内に優しく、他人に手厳しいのだなぁ…と思うのであった。

…えぇ、ワタクシにたっぷりお詫びをした友人Kはこの後、
警察に垂れ込み、会社に垂れ込み、法的措置を行使し、
徹底的に叩きにかかる様子である…。


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香港人の”コネ”

 

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他人には非常に手厳しい香港人であるが、実は身内にはとても優しい。

 

優しい、親切のレベルが日本人の基準を上回っている場合もあるなぁとしばし感じる次第である。

たとえば、ワタクシが熱を出し、寝込んでいるタイミングで誰かからメールが来たりして

 

「風邪でクタばってるから今日は無理」

 

などと言おうものなら

 

「OMG!! 大丈夫??看病に行くから!!」

「おかゆでいい?」

「何か必要なものがあったら教えて!!」

 

などなど、気を失っている間に勝手に話が進んでいたり
(っていうか、そんなことより、一人でぐっすり寝ていたいワタクシ…)

 

 

誰かがあるブランドで働いているとなると…

 

 

「私の友達の友達、●●で働いてるから社割使えるから、欲しいものがあったらいつでもいって!!」

 

 

…っていうか、その友達の友達、、、会ったことある人なんだろうか…

っていうか、そのオファーはその人がするものであって、あなたがするのはどうなんだろうか…

 

などと思ったり。。。

 


ときに、ワタクシが愛してやまないアーティストの安室奈美恵さんが香港でライブをやることになり… 

「友達の関係者のなかでライブのオーガナイザー関係の人がいてチケットかえるからとってあげる!!」

 

 

などと、しゃしゃりで…率先してネットワークのフル活用をし、恩恵を授けてくれる人などがいる。

  

このたび、1日目のチケットは入手できたものの、2日目のチケットが出に入らず、ソワソワしていたところ、友人Kが、友達の友達ネットワークをオファーしてくれたのである。

早速お金を指定の口座に払うよう言われるが…

 

 

 ・・・日本だとこういうの・・・詐欺の場合もあるしなぁ…

 

 

などと一瞬不安に陥るワタクシ。

 

とはいえ、Kとももはや3年来の友人で、まさか、Kがワタクシをだますことはあるまい…

  

と思いつつ、

 

Kがその友達の友達とやらにだまされていたら?!

 

などと不安に陥るワタクシ。

えぇ、奈美恵さんも歌ってましたとも
Japanese people, don’t think hard~ (『Wild』,,,ワタクシ、ワイルドになれなんだ)

 

 

…ところが、

 

 

ライブは今週末であるのに、チケットはまだ届かず…。


何度か催促をするが

「確認するから待っててね」

 といわれるだけ…


…ワタクシは、無事、ライブにいけるのだろうか…

 

 

ちなみに香港のライブ、日本もそうなのかは存じ上げないが、こういう関係者席のチケットを抑える人が非常に多く、一人で50枚単位で横流し(とはいえ、正規の値段だから横流しではないか?)の人が多く、その人がチャント売れなかったりとかすると空席が出たりしないかと不安になる次第である。

現に2008年、同じくAVEXの某歌姫といわれる歌手が香港でライブをした際、空席祭りになり、それこそプロモーター関係者に「ただで良いから行ってくれないか」と、一番前のブロックの花道の脇の席をいただいたことがある。

周りの人もそういう人が多かったのか、一番前のブロックだというのに、皆座ったまま大人しく見ていたのであるが…。

 

ちなみに過去2回の安室さんのライブはどちらも大盛況。特に今回はファイナルで、競争率も高いので問題ないとは思われるが、、、

…チャント行きたい人が希望通り行ければ良いなと思う次第である。

 

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最近コインランドリーが流行ってる?!

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家賃が高く、住居スペースの狭い香港。

 

この街では、大昔に日本で当たり前になった三種の仁義を持たない人も多い。

 

カラーテレビ
冷蔵庫
洗濯機

 

…おそらくこの中で一番プライオリティーが置かれるものはテレビかと思われる。


スマホが普及してからというものそのプライオリティーも変わったかと思われるが、
基本的に香港人はテレビが好きである。

 

冷蔵庫…そもそも部屋が狭くキッチンもやっつけのようなものが多く、外食で済ませる人も多い。

 

洗濯機…ただでさえ場所がないし、干す場所だって乏しく、クリーニング屋のランドリーサービスを利用する人が多い。

 

 

…何を隠そうワタクシも、香港に引っ越してきて、三種の仁義がはじめて全部そろったのは、なんと、香港で暮らし始めて5年目のことである。

 

特に洗濯機は備え付けられていない物件も多いし、洗濯機置き場が設けられていない部屋に洗濯機を置くのは難しい。

 

ゆえに久しぶりに洗濯機が手に入ったときは、うれしくて週に2~3度洗濯をしていたワタクシ。

 

時に、ワタクシの暮らす地域は、香港で言う西日暮里。香港人に言っても「え?」といわれる場末であるが、最近コインランドリーが乱立し始めた。

 

ランドリーショップは数多くあるので、それを使う人が多かったのだろうが、なぜここに来てコインランドリーが?!

 

 

「だって、下着とか服の汚れとか…店員さんに見られるの恥ずかしいし」


・・・ってそれを恥ずかしがれるなら、もっと色々恥らえ!!!

 

と思ったのでもあるが、

 

どうやらもっと大きな理由は

 

・コインランドリーの方が安い

・預けた服がなくなることがない

 

 

というもの。


それは少し納得である。
実際ワタクシも大切な服をなくされたり、
ボタンを引きちぎられていたり、
むしろ汚されたり、

そして、それをコンプレインしたら逆上されたり…

 

 …その様なトラブルがたびたびあったので、使いたくなかったのである。

 

結果、コインランドリーは大反響でいつでも人が集まっているのであるが…

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友人からグループチャットで回ってきた写真…

 

…あさの4時に洗濯物をする諸行とは…いったい如何なるものだろうか…。

 

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AI人工知能に関する考察

 

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数年前、中国の大手IT企業のテンセントがネット上で、
AIとの会話ができるサービスを開始した際、
「中国共産党万歳」と書き込みした人に対し、

AIは、「こんなにも腐敗して無能な政治に万歳するのか」と突っ込む。

 

そして、「中国の夢とは何か?」という質問については、
「アメリカに移住することだ」と回答した。

サービスは即停止。

しばらくの間、洗脳プログラミングを続け、
何事もなかったかのようにサービス再開した次第である。
後にも先にもその様な発言はしないようにしつけられたのである。

 
・・・でなきゃ、政府に目をつけられること間違いなし・・・

いや、目をつけられるどころか・・・以下略。

 

これまでの歴史、データ、様々な情報を詰め込んだ人工知能は、
実に合理的に結論を出せるのだという。

 

ある実験で、「平均寿命を延ばすには」という質問をした際、
「病院を全て閉鎖せよ」との回答が得られたのだそうだ。

この一見、矛盾しそうなセオリーに、何を言ってるのだかと、
「やっぱり人工知能なんて」という雰囲気が漂ったそうだ。

 

…ところが、

 

日本の某過疎地にて、財政難の理由から、
病院が全て閉鎖してしまった村があるのだそうだが、
平均寿命はあがったのだという。

病院がないことから、住民が互いに協力し合い、
健康に対しての意識が急激に上がったのだそうだ。


おそらく何にでも合理的な結論を出せるAI。

さりとてワタクシは、
人には失敗する権利があると思っている。
 

失敗して、痛い思いをするから成長できるし思い出に残る。
もし、全く失敗なく、過程をすっ飛ばして、
一番合理的な結論にのみ基づいて行動したら・・・

 

・・・それって、人生滅茶苦茶味気なくないだろうか。

  

「彼ってばこんなに酷い扱いするの」

なーんて恋愛相談も

 

「…ワカレナサイ」

 

の一言で完了。

 

えぇ、それは正論でしょうとも。

 

でも、間違ってるって分かってても、全力で進んでみて
傷ついてみることって大事じゃないだろうか。

 

・・・でなきゃ、悲しいラブソングも、
ドラマも映画も生まれないし、共感もされない。

…ま、いつまで経っても同じ間違いを続けるのは、
それはそれで問題だが…。

 

結論に達するんじゃなくて、
過程を寄り添う人間力の付加価値こそ、
AIには踏み込めない領域・・・

 

・・・だとしたら、

その部分が欠落した…どころか、不快にさせる
やたらめったら態度の悪い香港の逆ギレタクシーや、
気分が悪くなる程の店員に遭遇するたび、

…さっさと人工知能が発達してくれればいいのに

と思うワタクシなのであった…汗

 

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イライラを笑顔に変えてみると…

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*写真は参考程度に…を象徴する一品

先日、某オーストラリア系のステーキハウスへ行ったワタクシ。

 

そこの店員は、態度が酷いことで(ワタクシの中でだけ)有名である。
店員を呼んでも気づかないフリをされたり、
飲み物の追加を頼んでも10分くらい出てこなかったり、
食べ物を乱雑に置かれたり…


…手っ取り早い話が、、、

 

・・・不愉快である。

 

とはいえ、先日のポストで
「悪気がない」という前提でそういう
失礼なことをやらかしているし、
そもそもやらかしていることに気がついていない…

 

…という前提で物事を見ようと思った矢先である。

 

ワタクシのアプリ上の有料メンバーシップがリセットされてしまい、
再度IDだの有効期限だの入力しろといわれ、そんなもの分からないので
調べてくれといったところ

 

 

「もう有効期限が去年切れてる」 

 


などと言い放つ。
2週間前に使ったばかりで、そんなわけないから、と
再度確認させたら実際は来年の6月までだったりとか、
コーラゼロを頼んだのに、なぜかウーロン茶が出てきたりとか、
色々不思議な対応をされたのである。

そして、、、

 

ブロッコリー・チキン・チーズ・ペンネを持ってきた彼。

 

・・・どっからどうみてもチキンは入っておらず、
若干目を皿のようにしながら血眼で確認したがチキンはなく・・・

 

「これって、、、チキンのペンネ・・だよね?」

 

といったら

 

「そうそう、チキン、ブロッコリー、チーズのペンネ」と自信たっぷり。

 

「して、、、チキンはいずこ?」

 

選択肢は二つ。
不備が続いた、日本じゃありえん!とコンプレインするのか
「チキンなくなーい??」と笑ってみるか、。

どの道、彼は運んだだけで作ってない。
とろけたチーズの中にチキンが隠れてると思ったかも知れない。
彼に文句を言ってもまーったく意味がないので、、、

パートナーと共に笑ってみたら、

「あれ?ほんとだ、アハハおかしいなぁ~すぐにキッチンに行ってきますから」

 

と、笑いながらもって帰っていった。

 

再度調理しなおしてもってきたウェイター君は
すっかりフレンドリーになり、
「Enjoy your meal」などといい、去っていき、
積極的にドリンクのおかわりをもってきたり、
料理が大丈夫か、美味しく食べられているか
挨拶をしてきたりしたのである。

そんな風にして笑っていたら、その人とのコミュニケーションは
ドンドンおかしな方向になって行き、サーブするたび、
 

「この料理は…キット大丈夫だと思います」

「このコーラは…炭酸バッチリです」

 

などいいはじめ、
しまいには、頼んだデザートに
ローソクが刺さっており、

 

「誰も誕生日じゃないけどこのテーブル、まぁ、ありがとう」

 

などと大笑い。
 

若干、店員さんも冗談でやったんだろうかなどと思ったが、
イライラを笑顔に変えて笑いに変えて…和やかな気持ちで
接客を受けられたので、やはり好戦的なムードに惑わされず、
なるたけ笑顔でいたいなぁと…

・・・ま。そんなもの全く通用しない人も多いのだが…

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