Nの苦行・荒行 香港生活

30代の視線で香港での苦行荒行を綴って参ります。

努力をする人に対する冷ややかな目

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香港は良くも悪くも個人主義というか、
他人のことをそれほど気にしない。

だからこそ、
「そんな恥ずかしいこと良く出来る!」
と言うような恐ろしいマナー違反もするのであるが、
必要以上に他人に口出しをしない。

 

そんな生活に慣れて、日本の生活を見直すと、
必要以上に出る杭を打ちまくる風潮が強いなぁと
思う次第である。

 

先日、松田聖子さんがJAZZのアルバムを出す、
アメリカ進出に再挑戦…なんて記事を読んだ。

 

聖子ちゃん世代ではないワタクシであるが、
今の年齢からまた新しいことに挑戦するなんて凄いな~
アメリカで成功って難しいだろうけど、
本人が納得できるような結果が出るといいね~

…位で記事を読んでいたのだ…が、

ある週刊誌では
「加齢により高音が出なくなったからジャズに転換」とか
「今更アメリカで成功するわけない」とコメントする人たちも…。

 

話は変わり、別のニュースで日本で同性カップルが
里親になったとのニュースが、。
おそらくこれも相当な下準備とか、
色んな人の努力があったうえで、
達成されたことなんだろうな~と思ったのだが、
コメントの荒れ方ときたら…

 
「大人たちは大丈夫だろうけど、子供はいじめるだろうな」
なんて書いていた人もいたのだろうけど、
本来子供なんて環境の変化には凄く柔軟で、
むしろ大人達がそういう風潮を作って、
子供がフォローしていじめが発生している気がして
ならないのであるが…

 


また別のニュースでは、ブルゾンちえみの
「花は~」だの「細胞レベルで~」だののくだりが、
別の人の著書のパクリだとか…

そんな表現、取り立てて「誰かが先にいってた」
なんて取り上げなくても、もう随分一般的な表現と言うか、
どっかで聞いたことあるだろ…と思ったのだが…。



どの件も読んでいて、何か新しいことをしようと
努力している人たちのこと、新しく出てきて急に
人気になった人のことを日本人は叩きすぎな上、
冷ややかな目で見すぎじゃないだろうか。

 

努力してる人を見て、
「凄いな…自分も頑張らないと」と感銘を受ける
ワタクシとしては、そういう冷ややかな目線にウンザリ。

 

その点、香港は誰か努力してても、誰が怠けてても、
それ程誰も気にしていない気がするのである…

 

 

…あ、


けど、香港のゴシップ誌の報道は、、、相当下品なので、
一概に気にしてない…とも言えないかもしれないが…


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イライラするのはワタクシが悪いのか…?

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*車道の中央を堂々と運転する自転車…。


イライラの周期が巡ってきたワタクシ。

 

なるべく心を落ち着かせ、
なるべくトラブルを起こさないよう、
なるべく人と接さないように
細心の注意を払っていたのだが、、

 

・・・本日も爆発寸前の出来事が…。

 

 

いつもの様にジムに出向いたワタクシ。

 

まず、更衣室で、「オゾン層を破壊する気か?!」くらいに
デオドラントのスプレーをぶちまけている若者を発見。
あまりの量に、バルサン並みに霧が立ち込めているのだが、。

 

その後、その若者はそそくさとその場から退散。
その直後に来た50くらいの香港人、
それを見て、ぬれたタオルでバッサバッサと霧を散らす…

 

…当然、そのぬれたタオルの水滴が
こっちに飛んで来るのだが、まったくもって、お構いなし。

 

その後、一通りトレーニングを終え、
サウナへと向かうと、普段はスチームサウナと
ドライサウナがあるのだが、その日はスチームが壊れており、
ドライサウナのみ利用可能となっていたのである。

 

そのため、当然ながらいつもより、人口密度が若干高めとなる。

 

隣にいた年のころ60くらいの香港人が、
突然、体中をさすり始め、汗を払い始め、
太ももを叩いたりして暴れ始めた。

 

当然、隣にいるワタクシや、反対の隣にいる人に
汗が遠慮なく飛び散ってきて、迷惑なうえ、不愉快なので、
カナリ丁寧に、カナリ笑顔で、カナリ角が立たないように

 

「汗が飛び散っているのでやめてくれませんか」

 

とお願いをした…ら。

怪訝な顔をし、
「Again??(なんだって?)」

と。

 

 

取り乱さす、なるべく心の平安を保ち

 

「汗がね、飛んでるんですよ。周りの人に。やめてもらえます?」

と再度お願いNot指摘・忠告・警告。

 


角が立たないようにいってるんだから

「お、悪い悪い」とかで終わればいい話。

 

ところが、香港人の辞書に謝るなんてない。

 

露骨に嫌な顔を下うえ、
舌打ちをし、


「何が悪いんだ!」

 

くらいの顔をして睨んできた。

 

 

同じアクションをして汗を飛び散らせ
「どう思う?」って言ってやりたい衝動に駆られたが、
我慢我慢。

 

円満にことを終えるため

 

「Thank you」

と、
満面の作り笑顔で終わらせてやったのだが、。

 


帰りに立ち寄ったレストランでは、
親が子供を土足でテーブルに上げて
躍らせていたのであるが…

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日本と違い香港の床は相当不潔なので、
そういうところを歩いたであろう靴で
食事をする場所に上がられるのは
気分が悪い…。

少し離れたところだったから良かったけど、
これで隣とかだったらワタクシは
どう注意するのだろうか・・・と思った次第である。

 

 …これでイライラするのって、
ワタクシが悪いんだろうか…。

まだまだイライラ期間は続きそうな予感である。

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周期的に訪れるイライラ…

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ワタクシだけかもしれないが、
香港で暮らしていて、ある日突然、
マナー違反や、民度の低さが、
いつになくイライラして止まらなくなる
時期が周期的に訪れる。

 

ワタクシの場合は数ヶ月に1度であるが、
それは昨日、正式にやってきた…。

 

昨日は香港の休日で、天気も良かったので、
手紙でも書きに出かけようと、お気に入りの郊外の、
海の近くの公園へ出向いたワタクシ。

 

そこへ行くまでの道のりで、
激しく横入りされ、ぶつかられ、
ドアを開ければ、中から我が物顔で人が先に出てきて…

 

…ウンザリ。

 

 

やっと公園にたどり着き、
テーブルを確保。

 

しばらくして、大学生くらいの子が
「ここ座ってもいい?」と。

 

一人だったので、気にしなかったら、
凄い臭いのキツイ食事を開始。

 

その後、その子の友達が参加し、
腹式呼吸で会話。

 

…ノイズキャンセリングのイヤフォンを突き破ってくるのである。

 

「少し静かにしてくれ」と言いかけたころ、
去っていったので、良かったと思っていたところ…

 

今度は10人くらいの家族がピクニックにやってきて、
特に断りもなく座り始める。それもワザとらしく、
背を向け、しかし、荷物はドッサリ、テーブルに置き始め、
遠慮なくワタクシのパーソナルスペースに
便所サンダルで踏み込んでくるのである。

 

あっという間にワタクシは取り囲まれ、
無視していたのだが、
さっきの大学生達とは比べ物にならないほど

 

・・・やっかましい。

 

 

その場にいるワタクシ1名が、まるで邪魔者かのように扱われ始め、
とはいえ、公園はワタクシのものではないので、
無視をしていたのだが、空になったスタバのカップを、
風に飛ばされないようゴミ箱に捨てに経った瞬間、

 

凄い勢いでワタクシの席は奪われたのである。

 

…っていうか、テーブルに手紙おきっぱななんだけど。

 

睨みをきかせて「どけよ」オーラ全開で
すぐそばに立ち尽くすが、無言で見つめ返されるだけ。

 

…徐々に人を送り込んで、領土はこうして取られていくのですね。

これがお前らのやりかたかぁ~!!

 

…Oops、政治的な話はやめましょう。

次に、イライラを解消するために向かったジムで、
人がいなかったので、マシーンを利用しようとしたところ、
肩をたたけばいいのに、素肌の二の腕部分をビシビシ叩かれ

 

「使ってるんだけど」と難癖つけられた。

 

その人は隣のマシーンに座って携帯をいじっていたのだが、。

 

・・・わかりにきーよ

 

 

…そうして、オフィシャルに…
香港嫌いアレルギー期間が始まったのである…。

こうなると、何もかも嫌に映ってしまうので、
相当なる注意が必要である。

 

…なぜなら、、、


必要以上にトラブルに巻き込まれるからである…

 

しかし、このアレルギー、ある日突然やんでくれるので、
それまでは大人しくしていようと思う所存である、。

 

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トイレで事件

香港のトイレはいつでも大抵汚い。

 

どういう使い方をしたら、こんなことになるのか
不思議でしょうがない上、どうしてそんな汚し方をして、
恥ずかしげもなく出て行けるのか、何年経っても
全く理解できず、大抵は掃除をしてからでないと、
とてもじゃないが使えないレベルのものが多い…
のであるが、

 


先日、もっと驚くべきことが起こった。

 

 

トイレの個室に入ってしばらくしたら、
広東語で騒ぎながら、扉をドンドン端の個室から
順々に叩き始める香港人と思われる人物が登場。

 

あまりに切羽詰ってたのか、
あぁ、早く出てあげないと…と、
服装を直していたワタクシの個室の扉を…

 

 

…蹴破ってきた。

 

 

3回ほど、体当りをするだか思いっきり蹴るだかの
音がしたかと思ったら、次の瞬間、
鍵が吹っ飛んだのである。

 

中から驚愕の顔をしたワタクシが現れ、
怒りに満ちた顔をして眺める香港人の中年…。

 

 

ただ黙って見つめてきて、
えぇ、怒りのまなざしで見つめてきて…

 

 

…何も言わねーーーー

 

っていうか

 

あやまらねーーーーー!!!

 

 

 

仮に真っ最中だったら一体どうする気だったんだろう。

 

 

 

 

 

結局扉の鍵は破損し、
ワタクシは出て行ったのであるが、
その後、その扉は閉まらず…

 

・・・が、

 

 

 

普通に使い始めた!!

 

 

 

…恐るべし香港人もいるのだなぁ…と
ただただ驚愕するのであった。

 

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中華野菜で野菜ジュース

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香港の良いところ

 

輸入大国であるので、世界中の食材が割りと簡単に手に入る。

 

…悪いところ…

 

輸入品だらけなので、いつでも必ずその商品があるとは限らない…。

 

 

いつもの様に、野菜ジュースの素材を買いに出向いたワタクシ。
先週あったはずのニンジンがなく、また、
先週はなかったケールが出ていたりする。

 

 

臨機応変にフレキシブルに対応できないワタクシ…

 

…予定が立てられないとイライラする…(Not更年期障害yet多分)

また、ワタクシが出向く外資系のスーパーなんぞは、
やはりバスに乗っていかないとたどり着けないので、
近所で野菜を調達できるところを開拓しなくては、、、

 

…と思っていた矢先、
近所にオーガニック系の八百屋があることに気がつき、
そこに立ち寄ったのだが、まぁ、、、いかんせん下町なので、
日本人にはあまりなじみのない葉野菜…っていうか…茎?!
などの野菜が多く、じっくり選び、、、

 

「これなら・・・ジュースに出来るかな…」

 

と、心して選んだ野菜を持ち帰り、
早速ジュースにしてみたのだが…

 

 

…罰ゲーム級に不味かった…。

 

 

リンゴやレモンも一緒に入れてみたのだが、
それらの味を木っ端微塵に吹き飛ばすような
自己主張の強い中華菜…。


自己主張が強いのは人だけじゃなかっ…以下略
 

 

…そもそもそれらが合うのであれば、
きっと誰かが先にやって既にレシピになってる…かもしれない。

 

やはり、ワタクシのような初心者は忠実にレシピに従った方がよろしいようである。

 

と言うことで今週は
ケール
ピーマン
青リンゴ
キュウリ
レモン

にて野菜ジュースを堪能中である。

 

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珠海へ遠足

前回の深圳遠足で気をよくしたワタクシ。

 

今回は珠海という中国の都市へ遠足に行った。

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珠海というのは、マカオから陸続きになっている中国の都市で、
マカオへはそれこそ40回くらい足を運んでいるワタクシだが、
実は大陸を毛嫌いしていたせいで1度も踏み込んだことがない領域なのであった。

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マカオと珠海の間には国境があり、
イミグレを通る手続きが必要となるのであるが、

 

これでもかというくらい、途切れることなく中国からマカオへ、
マカオから中国へ行き来する人たちで溢れかえっているのである。

マカオは人口密度が香港のように高く、
どうしても人が…邪魔…である…ボソッ。

 

香港に引っ越してきたばかりの頃、
そういう邪魔になる人は勝手に大陸人だと信じていたワタクシ。


なぜならそれは、香港人が胸を張って
「そういうのは大陸人だ!」
口をそろえて言うからである。

 

…が、

 

実際、住んでみると、香港人の民度もドングリの…(以下略)


イミグレを抜けて、中国に入ると、そこは大陸。
とてつもなくだだっ広く、道も店も広く、
邪魔になるほど人が密集していないため、
全く持って他人が気にならないのである。

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一緒に行ったマカオの友人はイミグレを抜けた瞬間
「あぁ、やっぱり中国だ凄くうるさい…」と言っていたのだが、
確かに遠くで人が話してるのは心なし聞こえてくるが、
広すぎて、ワタクシのコンフォートゾーンまでは侵入してこなかったのである。

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*なんなら、出発の朝に行った地元の人しか行かないであろう
マカオのレストランの方がよっぽどうるさく、心地が悪かった…

 

店員さんも、外国人なんてわかったら嫌がるだろうな~・・・
なんて思いながら、隣に中国語が話せるマカオ人がいるというのに、
積極的にワタクシに話しかけてきたり、
チョット立ち寄った喫茶店でも店員さんが
結構フレンドリーに挨拶をしているのがワタクシでもわかり、
なんていうか、、、

香港・マカオよりも随分余裕があるなぁと思った次第である。

 
特に感動したのがマッサージ。
香港・マカオとは比べ物にならないくらい安いのであるが、
内装がゴージャスで、ソファーもフカフカ。
お茶にフルーツまで出してもらい、マッサージのテクニックも
物凄く上手な上、やはり、そこでもフレンドリーで、
ワタクシを交え、マカオ人の友人を介し、
色々話しかけてくるのであった。

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…しかし、とっさにやはり日本人だとは言えず、、、
ごまかしたマカオの友人はワタクシをタイ人と言い放つ。

香港やマカオではマッサージが終わると、
「チップくれ」と前面に雰囲気をかもし出し、
レジのとなりで待機しているのであるが、
珠海ではマッサージが終わると
「謝謝~再会~」と言って、
笑顔で消えて行くのであった。

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もちろんマナー面でビックリする人はいるのだが、
もはやそれは、香港やマカオでも特に珍しくなく、
人口密度が高く狭い香港・マカオではかわすのも困難であるが、
大陸ではスペースが有り余っているので気にならないのかもしれない。。。

色々中国大陸について誤解をしていたのだなぁ…と感じた今日この頃。

地元の人がいるとき限定で、たまには遊びに行って見るのも
いい気分転換になるなぁと思った次第である。

余談:その後、マカオに戻ったのであるが、マカオに入った瞬間、
人口密度の高さにウンザリしたワタクシなのであった…。


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オンライン入店

最近、東京の友人からビデオ通話の御連絡を頂く。

 

その友人は主に、ワタクシも日本にいるときに良く立ち寄る
行きつけのバーからかけて来るのである。

 

オーナーとももちろん顔見知りで仲良くして頂いているので、
軽くオンライン入店である。

 

*セット料金は付けにして頂いているらしい

⇒どんなサービスだ。

 

 

しかし、ビデオ電話など、子供の頃から慣れ親しんだ
サービスではないワタクシ達、通話を開始してみるものの、
画面越しにどこを見ているかなど分かるはずもないのに、

 

…なんとなく目が見れないワタクシ。

 

妙に気まずく、こっぱずかしく、クビ元辺りを見たり、
人がいないところを見ていたりする始末。

 

 

そんな報告をしてみたところ、
友人Aも「わかるー!!なんか・・・恥ずかしいよね~!!」との事。

 

 

…きっと生まれたときからビデオ電話など存在する今の子たちには
この奥ゆかしさなどわかるまい。

 

 

感じとしては、通り抜けられない小窓から、
店内を覗いている感じで、音声も意外とよろしく、
結構楽しいのである…

 

が、

 

なにせ1対複数名…。
電波やWi Fiの調子が悪くなると、音が途切れたり、
映像がモザイクっぽくなったり・・・

 

そして、通話が終了すると、
一気に一人で香港に引き戻され
少し日本が恋しくなったりもするワタクシ。

今まで日本に戻れば
「あれ?本当に香港に住んでいたんだっけ?」と思うほど、
すんなり日本に戻ってしまい、また、香港に戻ると
「本当に日本に行ってたっけ?」と思うほど、
すんなり香港に戻ってしまっているのに、

こんなに日本の余韻を引きずってしまっているのは
今回が初めてである・・・。

昨年といい、今年といい…
何かが少しずつ動き始めているのかもしれない・・・
・・・様子である。

 

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