Nの苦行・荒行 香港生活

30代の視線で香港での苦行荒行を綴って参ります。

トイレで事件

香港のトイレはいつでも大抵汚い。

 

どういう使い方をしたら、こんなことになるのか
不思議でしょうがない上、どうしてそんな汚し方をして、
恥ずかしげもなく出て行けるのか、何年経っても
全く理解できず、大抵は掃除をしてからでないと、
とてもじゃないが使えないレベルのものが多い…
のであるが、

 


先日、もっと驚くべきことが起こった。

 

 

トイレの個室に入ってしばらくしたら、
広東語で騒ぎながら、扉をドンドン端の個室から
順々に叩き始める香港人と思われる人物が登場。

 

あまりに切羽詰ってたのか、
あぁ、早く出てあげないと…と、
服装を直していたワタクシの個室の扉を…

 

 

…蹴破ってきた。

 

 

3回ほど、体当りをするだか思いっきり蹴るだかの
音がしたかと思ったら、次の瞬間、
鍵が吹っ飛んだのである。

 

中から驚愕の顔をしたワタクシが現れ、
怒りに満ちた顔をして眺める香港人の中年…。

 

 

ただ黙って見つめてきて、
えぇ、怒りのまなざしで見つめてきて…

 

 

…何も言わねーーーー

 

っていうか

 

あやまらねーーーーー!!!

 

 

 

仮に真っ最中だったら一体どうする気だったんだろう。

 

 

 

 

 

結局扉の鍵は破損し、
ワタクシは出て行ったのであるが、
その後、その扉は閉まらず…

 

・・・が、

 

 

 

普通に使い始めた!!

 

 

 

…恐るべし香港人もいるのだなぁ…と
ただただ驚愕するのであった。

 

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中華野菜で野菜ジュース

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香港の良いところ

 

輸入大国であるので、世界中の食材が割りと簡単に手に入る。

 

…悪いところ…

 

輸入品だらけなので、いつでも必ずその商品があるとは限らない…。

 

 

いつもの様に、野菜ジュースの素材を買いに出向いたワタクシ。
先週あったはずのニンジンがなく、また、
先週はなかったケールが出ていたりする。

 

 

臨機応変にフレキシブルに対応できないワタクシ…

 

…予定が立てられないとイライラする…(Not更年期障害yet多分)

また、ワタクシが出向く外資系のスーパーなんぞは、
やはりバスに乗っていかないとたどり着けないので、
近所で野菜を調達できるところを開拓しなくては、、、

 

…と思っていた矢先、
近所にオーガニック系の八百屋があることに気がつき、
そこに立ち寄ったのだが、まぁ、、、いかんせん下町なので、
日本人にはあまりなじみのない葉野菜…っていうか…茎?!
などの野菜が多く、じっくり選び、、、

 

「これなら・・・ジュースに出来るかな…」

 

と、心して選んだ野菜を持ち帰り、
早速ジュースにしてみたのだが…

 

 

…罰ゲーム級に不味かった…。

 

 

リンゴやレモンも一緒に入れてみたのだが、
それらの味を木っ端微塵に吹き飛ばすような
自己主張の強い中華菜…。


自己主張が強いのは人だけじゃなかっ…以下略
 

 

…そもそもそれらが合うのであれば、
きっと誰かが先にやって既にレシピになってる…かもしれない。

 

やはり、ワタクシのような初心者は忠実にレシピに従った方がよろしいようである。

 

と言うことで今週は
ケール
ピーマン
青リンゴ
キュウリ
レモン

にて野菜ジュースを堪能中である。

 

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珠海へ遠足

前回の深圳遠足で気をよくしたワタクシ。

 

今回は珠海という中国の都市へ遠足に行った。

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珠海というのは、マカオから陸続きになっている中国の都市で、
マカオへはそれこそ40回くらい足を運んでいるワタクシだが、
実は大陸を毛嫌いしていたせいで1度も踏み込んだことがない領域なのであった。

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マカオと珠海の間には国境があり、
イミグレを通る手続きが必要となるのであるが、

 

これでもかというくらい、途切れることなく中国からマカオへ、
マカオから中国へ行き来する人たちで溢れかえっているのである。

マカオは人口密度が香港のように高く、
どうしても人が…邪魔…である…ボソッ。

 

香港に引っ越してきたばかりの頃、
そういう邪魔になる人は勝手に大陸人だと信じていたワタクシ。


なぜならそれは、香港人が胸を張って
「そういうのは大陸人だ!」
口をそろえて言うからである。

 

…が、

 

実際、住んでみると、香港人の民度もドングリの…(以下略)


イミグレを抜けて、中国に入ると、そこは大陸。
とてつもなくだだっ広く、道も店も広く、
邪魔になるほど人が密集していないため、
全く持って他人が気にならないのである。

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一緒に行ったマカオの友人はイミグレを抜けた瞬間
「あぁ、やっぱり中国だ凄くうるさい…」と言っていたのだが、
確かに遠くで人が話してるのは心なし聞こえてくるが、
広すぎて、ワタクシのコンフォートゾーンまでは侵入してこなかったのである。

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*なんなら、出発の朝に行った地元の人しか行かないであろう
マカオのレストランの方がよっぽどうるさく、心地が悪かった…

 

店員さんも、外国人なんてわかったら嫌がるだろうな~・・・
なんて思いながら、隣に中国語が話せるマカオ人がいるというのに、
積極的にワタクシに話しかけてきたり、
チョット立ち寄った喫茶店でも店員さんが
結構フレンドリーに挨拶をしているのがワタクシでもわかり、
なんていうか、、、

香港・マカオよりも随分余裕があるなぁと思った次第である。

 
特に感動したのがマッサージ。
香港・マカオとは比べ物にならないくらい安いのであるが、
内装がゴージャスで、ソファーもフカフカ。
お茶にフルーツまで出してもらい、マッサージのテクニックも
物凄く上手な上、やはり、そこでもフレンドリーで、
ワタクシを交え、マカオ人の友人を介し、
色々話しかけてくるのであった。

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…しかし、とっさにやはり日本人だとは言えず、、、
ごまかしたマカオの友人はワタクシをタイ人と言い放つ。

香港やマカオではマッサージが終わると、
「チップくれ」と前面に雰囲気をかもし出し、
レジのとなりで待機しているのであるが、
珠海ではマッサージが終わると
「謝謝~再会~」と言って、
笑顔で消えて行くのであった。

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もちろんマナー面でビックリする人はいるのだが、
もはやそれは、香港やマカオでも特に珍しくなく、
人口密度が高く狭い香港・マカオではかわすのも困難であるが、
大陸ではスペースが有り余っているので気にならないのかもしれない。。。

色々中国大陸について誤解をしていたのだなぁ…と感じた今日この頃。

地元の人がいるとき限定で、たまには遊びに行って見るのも
いい気分転換になるなぁと思った次第である。

余談:その後、マカオに戻ったのであるが、マカオに入った瞬間、
人口密度の高さにウンザリしたワタクシなのであった…。


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オンライン入店

最近、東京の友人からビデオ通話の御連絡を頂く。

 

その友人は主に、ワタクシも日本にいるときに良く立ち寄る
行きつけのバーからかけて来るのである。

 

オーナーとももちろん顔見知りで仲良くして頂いているので、
軽くオンライン入店である。

 

*セット料金は付けにして頂いているらしい

⇒どんなサービスだ。

 

 

しかし、ビデオ電話など、子供の頃から慣れ親しんだ
サービスではないワタクシ達、通話を開始してみるものの、
画面越しにどこを見ているかなど分かるはずもないのに、

 

…なんとなく目が見れないワタクシ。

 

妙に気まずく、こっぱずかしく、クビ元辺りを見たり、
人がいないところを見ていたりする始末。

 

 

そんな報告をしてみたところ、
友人Aも「わかるー!!なんか・・・恥ずかしいよね~!!」との事。

 

 

…きっと生まれたときからビデオ電話など存在する今の子たちには
この奥ゆかしさなどわかるまい。

 

 

感じとしては、通り抜けられない小窓から、
店内を覗いている感じで、音声も意外とよろしく、
結構楽しいのである…

 

が、

 

なにせ1対複数名…。
電波やWi Fiの調子が悪くなると、音が途切れたり、
映像がモザイクっぽくなったり・・・

 

そして、通話が終了すると、
一気に一人で香港に引き戻され
少し日本が恋しくなったりもするワタクシ。

今まで日本に戻れば
「あれ?本当に香港に住んでいたんだっけ?」と思うほど、
すんなり日本に戻ってしまい、また、香港に戻ると
「本当に日本に行ってたっけ?」と思うほど、
すんなり香港に戻ってしまっているのに、

こんなに日本の余韻を引きずってしまっているのは
今回が初めてである・・・。

昨年といい、今年といい…
何かが少しずつ動き始めているのかもしれない・・・
・・・様子である。

 

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近くて遠い深圳

香港と国境を隔てて隣接する深圳。

香港からは電車で行けるし、
ワタクシの家からもほぼ1時間くらいで行ける中国の都市である。
一応香港と深圳の間には国境があり、出入国の管理も行われている。

 
実は中国に対して苦手意識のあったワタクシ。
最後に行ったのは5年前で、それも、
仕事の関係で仕方なく出向いたのが最後だったと記憶している。

 

なぜ苦手だったかと言うと
・中国人のマナーの悪さ
・食の危険性
・交通事故の多さ

 

…何をとったって別にデメリットこそあれど、
魅力がないと思っていたからである。

 

このたび、香港人の友人Sに誘われ、
深圳に行く事になったのであるが、
実はこのSの誘いもこれまでに6回は断っている。

 

とはいえ、そもそもSも香港育ちではあるが生まれたのは中国、
親も中国大陸の人で、しかし、ワタクシには良くしてくれるので、
中国の全てに対して拒否反応があるかと言われるとそうでもないワタクシ…。

 

実際日本にいた頃の友達も実は大陸人の友人が多かったのである。

 

なので、今度と言う今度は意を決して、5年ぶりに深圳に突入したのである。

 

 

 

よく、国境を越えた瞬間に
「あぁ、ここは中国なんだ…」と違いを感じると言う人が多く、
ワタクシが5年前に出向いた際もそういう印象があったのである。

 

…が、


久しぶりに訪れた深圳は5年前の記憶とはだいぶ異なっていた。

 

 

まず、大声で叫び散らして会話をする人なんて殆どいなかったし、
土地が広いせいか、それ程人口密度も高くなく、それでいて、
香港人のように常に競争態勢、戦闘態勢になっている人も多くない気がした。

 

 

今回は、割と混んでいる電車にも乗ったが、
その印象は変わらず。むしろ、香港の電車の方が
ストレスを感じることが多いとすら感じてしまった次第である。

 

その上、レストランでも、店員さんは感じが良くて、
テーブルも広くて相席しなくていいし、量も多くて味も中々、
その上、やはり香港と比べて安いのである。

f:id:bloggenic:20170320155653p:image 電車に乗るにしても、手荷物検査があったり、
(もし、住んでしまえば煩わしく感じるのだろうが、
実際、香港でも社内で焼身自殺をしようとしたはた迷惑な
おかしな人は存在するので、こういうのがあったほうが
安全な気がする次第である。)

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何をとっても香港よりいいところしか目につかなかったのは、
おそらくワタクシが休暇で訪れたからで、
住んでしまえばどちらもイライラするのだろうが、
食事も買い物も…カナリ満足度の高い休暇となったのである。


アートメイク再び

昨年12月にアートメイクを初めて体験したワタクシ。
1度で完成する人はほぼおらず、大体2~3回で完成させるらしい。


そんなワタクシも左側の眉の中央辺りの色落ちが気になり、
今回はそこを補正に出向いたのである。

 

*ちなみに前回、胃腸炎を患い、吐き気を伴いながらの施術で、
カナリ魂が抜けていたので、今回は気を確かにして望んだワタクシ。

 

最初のカウンセリング時間に自分の気になるところを伝え、
「ここの部分と~…」などなど、言うと、全体的に観察され

 

「結構色残ってますね。普通だと殆ど落ちちゃうんですけどね」と言われ、
複雑な心境に…汗。

 

 今回は、前回の補正だったので、それ程時間もかからず、
すぐに終わると思っていたのである…

 

・・・が、

 

ふたを開けてみれば、みっちり1時間半。
おまけに今回は麻酔の効きが悪く、痛みがハンパない…。

 

たとえるなら、、、
錆付いたガビョウで肌を引っかかれている感じである。


えぇ、耐えましたとも…

 

全ては美のために。

 

施術が終わると、前回は、物凄く濃く、
「これが永遠に続いちゃったらどうしよう…」的な
不安感も若干あったのだが、今回は丁度良い…より少し濃い目?
位の仕上がりだったので、安心しつつも…

 

…色、チャント残るのだろうか…

 

という一抹の不安が…

料金は前回と今回の2回の合計で8万円。

 

数日後、タトゥーを抱える知人と話していた際、値段を言うと、

 

「俺の、これくらいのサイズ(コースターくらいのサイズ)だけど、
4万円しないくらいだったよ」

 

と驚かれる次第である。

 

…どうやら、、、アートメイクの方がタトゥーよりも、高い…らしい。


…アートメイクは時間が経つとまた薄くなるので…
次回はまた4万円払い施術してもらうことになるのだが・・・
次はいつになることやら…。


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野菜ジュースブーム到来

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NetflixでFat Sick & Nearly Deadを見て以来、
空前の野菜ジュースブームが起こっているワタクシ。

 

www.fatsickandnearlydead.com

 これは、親にも見せなくては…と、
一時帰国のタイミングで両親に上映会を行った。

 

これまでにもサプリだの、トレーニングだの、
その手のものは色々紹介してきたのだが、

 

…全て玉砕。

基本的にその手のものに疎いというか、興味が無い両親だったのであるが、
Fat Sick & Nearly Deadを見せたところ、どうやら心に刺さった模様で、
早速八百屋に駆け込み、どっさり野菜を買いに行った母。


…しかし、実家にはジューサーもブレンダーも無く…

 

…何を思ったか…

 

 

・・・フードプロセッサーでスムージーを作り始めた!!

 

 

仕上がりを見て、ウンザリするワタクシ達一同…。
飲んで顔をしかめ…

 

「ブレンダーでやると…こんな味じゃないんだけどね…」
と一言ワタクシ…。

 

 

その後も何度かスムージーを作るも、
段々テンションが駄々下がりになりつつ、
けど、何とかして野菜ジュースを飲もうと試みる母を見かね、
電気屋さんへ駆け込んだワタクシ。

 

早速、両親にジューサーをプレゼントした次第である。

 

 

既に、フードプロセッサーでズタズタになった
グリーンスムージーもどきでウンザリしていた両親は、
半ば「もういいよ…」状態になっていたのであるが、

 

ニンジン2本
リンゴ1個
レモン4分の1

 

この組み合わせでジュースをつくって飲ませたら

 

「なにこれ~美味しい!!!」と大絶賛

 

「こんなに甘くて…砂糖入れすぎじゃない?」と母。

 

 

…ワタクシ、母の目の前で作ったのであるが、
砂糖なんざ入れてねーだろーが!
と思ったことはシミツである。


そこから、野菜ジュースの味にはまってしまった母は、
色々な葉野菜だの果物だの、片っ端からジュースにし、
毎日飲み始めたのであるが、あまりに感動した様子で、

 

姉に連絡し

 

「今からジューサーもって遊びに行くから!
孫達(ワタクシの甥っ子達)に飲ませたい!」

 

と出かけていったのである。

 

 

…デモ販売のオバサンか!あんたは…。

 

どうやら、甥っ子達も気に入った様子で、
姉夫妻の家でもジューサーの購入を
検討し始めた様子である。
 

今のところ、何か病気を患ったりしているわけではないのだが、
これで良い方向に向かってくれると良いなと、
両親の健康を祈るのであった。

 

 

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