Nの苦行・荒行 香港生活

30代の視線で香港での苦行荒行を綴って参ります。

「SNSなんて基本中の基本じゃん」の解釈…。

f:id:bloggenic:20170301111121p:image

日本語堪能な香港人グループのチャットに組み込まれているワタクシ。

 

ある日、回ってきたメッセージが、香港人の友人が勤める日系の会社での
社内トレーニングの様子であったのだが、

 

「社内、取引先の悪口をSNSに投稿しない」
「名前を伏せても推測される可能性がある」
「就業時間中に投稿しないこと」

 

などと書かれたパワーポイントのスクリーンの写真とともに

 

「面倒くせー」
「就業中にSNSなんて基本中の基本じゃん」

 

・・・と来たので

 

「そうだよねー会社でFacebookとか開くの駄目だよねー」


・・・などと、若干優等生ぶった発言をしたワタクシ。
が、それについてのグループ内の返答が

 

 

「いや、普通、皆やるでしょ」

「やってるのが普通だよ」

「皆開いてるし」

 

などとお返事が。

 

そういえば一昔前だと、皆メッセンジャーを
開いていたような気がする…(だいぶ前)

「日本の会社って面倒くさいねー」

などとコメントを入れる連中ども・・・

 

 

 

・・・そういわれてみれば、ワタクシも日本の会社で働いていた頃は、
そんなことはネット依存症になっても出来ないことだった。

 

しかし、今は、、、汗。

隣、前、後ろ、、、どこの画面を見渡しても、
大抵FBだのネットショッピングだの開いてるし、
Youtubeだのそれ以外の動画ストリーミングサイトを
開いているつわものも結構おり、、、

 

 

「面倒くさいなー」

 

という香港人と

 

「いや、そんなこと、言われなくても仕事中駄目でしょ」

 

と思う日本人の

 

狭間にいる・・・と思いつつも、
若干楽な方に流されている気がする次第である…。


ま、まぁ、彼らのいいところはチャントメリハリをつけるので、
仕事するときはしっかり仕事するし、不必要なときにまで、
無駄に気張らないという、ある種合理的な考え?なのかも。

…だからワタクシも…っと、


いけないいけない…おそらくこのままでは
日本社会に復帰できないであろうと思われる…。

もう少し気を引き締めなければ…。

 

にほんブログ村 海外生活ブログ 香港情報へ
にほんブログ村

ワタクシのやる気スイッチ

f:id:bloggenic:20170228140646j:image

普段、ズボラで大雑把で面倒くさがりのワタクシなのであるが、
やると決めたら、結構、猪突猛進タイプである。

 

・・・が、

 

問題は、いつやる気のスイッチが入るか、まったく予想がつかないのである。

 

 

常日頃、ジムへ通うワタクシであるが、
つい数年前まではジムに行く習慣も無く、
「やる!」と決めて、1週間毎日のように通ったかと思えば
それから3週間行かない・・・なんて事もあった。

 

 

…ここ2年でライフスタイルに組み込むことに成功したので、
今はコンスタントに週3~4回通っているのだが。

 

 

最近、仕事のストレスから、物凄くスナックの量が増えたワタクシ。

 

「砂糖と誤った恋愛は麻薬だ」とN子に叩き込まれ、
一時期、全くお菓子を食べずにいられた時期がある。

 

一度、習慣が抜けると、食べずにいられるのでなんとも思わないのであるが、
そんなN子も、もはや他社の方。。。ストップしてくれる人もいなければ、
逆に、餌付けをしてくれる香港人の同僚までいる次第である…

 

それからと言うもの、スナックの摂取が止まらなくなり、
食べすぎなのは自分でも分かっていたのであるが、
まもなくニキビ、、、いや、吹き出物ができ、
お菓子の脅威を感じることになるのだが、食欲は止まらず・・・

 

 

 

…しかし、ワタクシは存じていた。。。

 

 

「いつかやる気のスイッチが入る。」
「それが入れば一気に辞められる。」
「今はそれを待つしかない…のである。」

 

 

…と。

 

 

そんな暴飲暴食期を抜け、
今現在、スイッチが入った様子である。

 

こうなると、もう一切そういったものは食べない。
食べなくても気にならないし、
逆にそれが快感になるほどであるから不思議である。

 

・・・余計なお菓子を辞めて思うが、やっぱり体調が良い。
肌も改善傾向にあり、やはり、良くなかったんなぁ…
と感じる次第であるのだが、、、


・・・こういうタイミングでいつも・・・一時帰国になるのである。


というわけで、ジムも食生活も、お肌とともに調子が
良くなりつつあったのであるが、おそらくまた、
日本で暴飲暴食スイッチが入ることと思われる…。。。

 

・・・か、、、、帰ってきたら、、、頑張ろう…。

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ 香港情報へ
にほんブログ村

お気に入りのハイキングコース

普段ジムでコツコツ鍛えているワタクシだが、
週末ともなると、たまには外へ出かけたくなる。
自然の中に身を投じて、運動しながら森林浴と瞑想と…
色々リラックスできるので必ず2週間に1度以上はハイキングに出向く。

我が家から一番アクセスがしやすく、また、今の所一番気に入っているのが
馬鞍山のコースである。


まずは、電車で恒安駅へ。

f:id:bloggenic:20170226151601j:image

B出口へ。

改札を出たら右へ行き突き当たりを左へ。

f:id:bloggenic:20170226151609j:image

最初の角を右へ。

f:id:bloggenic:20170226151614j:image

道なりに直進f:id:bloggenic:20170226151627j:image

突き当たりを左へ

f:id:bloggenic:20170226151634j:image

ここの階段を登り、

f:id:bloggenic:20170226151639j:image

左手にロータリーを確認

f:id:bloggenic:20170226151647j:image

さらに直進し、この横断歩道を渡り、ハイキング開始。

f:id:bloggenic:20170226151658j:image

 

最初は舗装されており、車も通るので注意

f:id:bloggenic:20170226151704j:imagef:id:bloggenic:20170226151722j:image

川を越え、しばらくすると・・・

f:id:bloggenic:20170226151736j:image

ようやくハイキングらしいコースに。

f:id:bloggenic:20170226151744j:image

 

f:id:bloggenic:20170226151750j:image


早歩きで1時間、ゆっくり目で2時間くらいすると頂上に到着。

f:id:bloggenic:20170226151747j:image

ここからの景色を見たいがためにワタクシはこの山を登るのである。

f:id:bloggenic:20170226151756j:image

ちなみにこの丘↑を登り、振り返った景色がこちら↓

f:id:bloggenic:20170226151809j:image

パラグライダーを楽しむ人たちが多数おり、ワタクシもいつか、挑戦したいと密かに願っているのである。

f:id:bloggenic:20170226151825j:image

残りは下りコース。足場をよく確認しつつゆっくり・・・
・・・でないと、足首と膝に負担がかかるようである。

 

 

 

 

そのまま下っていくと西貢という場所にたどり着く、
合計4時間のルートであるのである。
f:id:bloggenic:20170226154054j:image

西貢にくると、必ず立ち寄るFish and chipsのお店。
ここの味はなかなかの絶品である。
頑張った後の…ささやかなご褒美である。
f:id:bloggenic:20170226154112j:imagef:id:bloggenic:20170226154201j:image

最初こそ、頂上で1時間くらいのんびりしたので、それくらいかかったものの、
ノンストップで、カナリ早足で歩き続けると、だいたいワタクシの足で1時間40分くらいである。

そんなに過激なルートではないので、なかなかお勧めである。

にほんブログ村 海外生活ブログ 香港情報へ
にほんブログ村

グリーンスムージー生活

f:id:bloggenic:20170221130218p:image

先日、ドキュメンタリー番組Fat Sick & Nearly Deadを見たワタクシ。

 

肥満のため病気になり、薬を常用していたオーストラリア人の男性が、
60日間のジュースクレンズをして、健康を取り戻すと言ったもの。

 

まぁ、密着のドキュメンタリー番組なので、そのオーストラリア人は
なぜかアメリカへ行き、いろいろな人と話しながら番組は進んでいくのだが、
徐々に痩せて行き、健康を取り戻し、薬を摂取せずとも生活ができるようになるのである。

 f:id:bloggenic:20170221130252j:image

また、旅の途中で出会った、同じようなアメリカ人にアドバイスをし、
「もし良かったら電話して」と、。

良い出会いだったなぁと思いつつも、まぁ、ワタクシなら連絡はしたくてもしないなぁ~・・・と思ったのだが、このアメリカ人男性、自己嫌悪に陥り、
自殺直前にまでなってしまい、藁にもすがる思いで、
オーストラリア人男性に連絡をとる。

そこから野菜ジュースの生活をスタートさせ…エンディングには…!!

 

久しぶりにドキュメンタリーで涙した次第であるが、

それを伝えた同僚Y…


「…ま、三十路過ぎると、涙腺緩むよね…」と一言、、、。


とにもかくにも、それまで、ブレンダーで
グリーンスムージーを作って飲んでいたのだが、
ジューサーで野菜ジュースを作って飲む
ドキュメンタリーを見たもんだから、ジューサーを使いたくなり、
早速色々野菜を買い込みジューサーに掛けてみた次第である、、、。


まずは手始めに
・ニンジン2本
・りんご1個
・レモン適量

である。

これが、、、効能云々、身体に良い云々を別にして、
とにかく美味しい…美味しくて思わずおかわりしたくなったワタクシ。

ニンジンは普段からスムージーにも使っていたのだが、
たまにはジューサーで飲むのも良いなぁと思った次第である。

 

続いて、
・セロリ
・青りんご
・きゅうり
・ケール
・レモン
・生姜

…若干色々覚悟したが、これも繊維を全部取り除いたせいもあり、
物凄く飲みやすく…。

なんだかとても健康的になった気分である。


・・・が、後片付けが・・・七面倒くさすぎて、若干ウンザリしたワタクシ・・・。


それまでは、
「ブレンダーでジュースにして、繊維も一緒にとらなきゃ意味ないでしょ~」などと思っていたワタクシであるが、実際にジューサーでジュース断食をして健康になった人達がいるわけなので、しばらくは朝、スムージー、夜、ジューサーで野菜ジュースを続けてみようと思う次第である。

にほんブログ村 海外生活ブログ 香港情報へ
にほんブログ村

台湾人の友人

f:id:bloggenic:20170217172246j:image

台湾から友人Kが遊びに来ることになった。

 

なんでも、最近ビジネスを始めたようで
アジア中を飛び回り、自身のビジネスを頑張っているらしい…

 

 

…のだが、

 

 

しっかり物に見せかけたK、
実は結構抜けている。。。

 

 

事業も取引先も目処が立ちそうになって来た矢先なのであるそうだが・・・
・・・まだ、法人を設立していないらしい。

 

 

また、香港に来る事になった日、、、
・・・突然電話がかかってきて、何かと思えば
「日付間違えた、、、本当は昨日だった」とのこと。


ビジネスクラスを取っていたらしく、変更はしてもらえたらしいのだが…。


また、今回、香港から、シンセン、アモイへ行くのが目的だったらしいのだが、、、
シンセンの人は直接ドタキャンになり、日程が狂ってしまったといい、

 

「アモイへは何をしに行くの?」と聞いたところ・・・


・・・友人に、お金を借りに行く…

 

 

と言うのである。



…ビジネスを立ち上げるのに必要な金なのかなんなのかは聞かなかったが、
ビジネスクラスに乗っている場合なのだろうか…汗。

 

 

いくら借りるのかは聞いていないが、、、
そもそも大陸から大金は持ち出せないはず・・・

 

シンセンのイミグレーションで摘発されたら没収とか普通にされるので、、、

 

 

・・・この人、本当に大丈夫なんだろうか・・・。


そんなまだまだバイタリティー溢れる28歳だが・・・
ワタクシの狭い人脈の中で成功してる人が現れることは
喜ばしいことなので、静かに見守りつつ応援しているワタクシ、、

 

今回は、サンプル品を預かって欲しいと言われ
預かることになったのだが、量を聞いたら、
そんなに大きくないし、多くないと言われて引き受けたのだが・・・

 

 

…ダンボール8個…。



…ちなみに、ワタクシ、今の部屋に引っ越してきたとき、
ダンボール5個で済んだのである。


どうやって運べと…と思った次第ではあるが、、、

ワタクシなら、空港の倉庫へ預けただろうと思う。。。


「いや、預けるお金、もったいないからさ…」

と言い放つK。

…まずは、、、ビジネスクラス、やめ…以下略

 

 

さてさて、、、今後、どんな展開になっていくのやら…である。

にほんブログ村 海外生活ブログ 香港情報へ
にほんブログ村

国籍のこだわり

f:id:bloggenic:20170208121943j:image

香港が中国に返還されたタイミングで、
香港に住んでいた富裕層は、こぞって海外へ移住した。
移住したついでに国籍まで変えた人も大勢いる。

 

先日、友人と火鍋を食べに行った際、
隣の香港人のおじさん、おばさんグループが
妙にフレンドリーに話しかけてきたのである。

 

その際
「どこから来たの?」
と聞かれたので、「日本」と答えると、
ワタクシ達は別に尋ねてもいないのに

 

「俺はオーストラリア人だ!」と言い出すおじさん。

 

…どう見ても中華系の外見に、香港アクセントの英語である。
加えてさっきまで広東語で豪快に会話をしてたのだが、
あくまで「自分はオーストラリア人だ」と言い張るのである。

 

酔っ払った日本人の友人F
「でもその割にはオーストラリアアクセントないね」

ナイスな突込みをかます。

 

すると、中華系のおじさん、おもむろにスマホを取り出し、
「コレは孫だ!」とハーフの孫の写真を店、
「そしてこれは、義理の娘だ!」と白人女性を見せてくるのだが…


…肝心のあんたの息子(おそらく100%中華系)の写真は見せないのかい!!

・・・などと思ったワタクシ。

華僑の皆様、例えば、マレーシアやシンガポールに住んでいる人とか、
Ethnicityを書くところに「Chinese」と答える人が多い
(あくまで個人的な感想)。

 

…そこ、正しくはAsianかと思うのだが…


勝手な印象、アメリカに住んでても、
カナダに住んでても「Chinese」と書く人が多い印象なのであるが、
あくまでこの人は「オーストラリア人だ!」と言い張る。

 

そういわれてみれば、両親が香港人で、
6歳くらいでカナダに移り住み、
カナダのパスポートを有する友人Eも、
以前「私はカナダ人だ」と言っていたのである。

 

 

かたや、香港生まれ、香港育ち、
香港は中国じゃない!自分達は香港人で、中国人ではない!
香港に対して愛国心、郷土愛を抱く香港人も多い。

 

その人たちの中には、香港人なのに、インターナショナル人ぶって
英語しか話さない人を嫌う人も多い…様子。
(そしてそれは半分嫉妬の気もする)

 
先日知り合った、両親が大陸人、自身も3歳で
香港に移住してきたという友人Kはまた、
香港人…といったところか、中国人…といったところか、
複雑な様子であった。

 

日本文化と日本語をこよなく愛する香港人の友人Yは
間違えて香港に生まれてきただけで魂は日本人だと言い放つ…
・・・もはやイミフである。

 

…でも、多分オリンピックになったら
みんな一同に中国を応援すると思うのだが…
(個人的に思っているだけである)

コレだけ小さな地域に、これだけ精神的な国籍が色々存在する香港…
街の秩序のなさも存在するカオスも、
もっと根深いところに何か理由があるのかも…

・・・しれない。

にほんブログ村 海外生活ブログ 香港情報へ
にほんブログ村

スーパーのレジなんて大嫌い

何度と無く嘆いてるが香港のサービスは
もはやサービスではない。

店によって課金されるサービスチャージなど、
もはや税金のようなものである。

 

香港の店員なんて、いうなれば(経験したことは無いが)
刑務所の囚人を管理する監視くらいの対応である。

 

・・・な、ものだから、
本来であればお金を使うことは楽しいことであるのだが、

 

…そんな方程式は香港ではたまにしか成り立たない。

 

先日もスーパーのレジで長蛇の列。
待てど暮らせどワタクシの番は巡ってこず、
やっとたどり着いたと思ったら、
まずキャッシャーの香港人が、
露骨に面倒くさいという表情をし、
わざとらしく大きなため息。

…買った量が多かったのか、
「袋に入れてください」と英語で話しかけ
「外国人の対応かよ」と思われたのかは定かではないが、
返事も無く、挨拶もなく、ただため息をついただけである。

あったまにきて
聞こえた?」と、追い討ちをかける場合もある
喧嘩っ早いワタクシ。
 

 

さらに家に帰り確認をすると、
1個10ドル、2つ買うと18ドル…のような商品が、
2つ買って、なぜか22ドルになるという不思議な現象まで
起こっていたことに気がつく…

…が、わざわざ4ドルのためにまた、スーパーに戻って
話す気もない店員とバトる気力も無いワタクシ。。。

 


…そんな矢先、舞い込んで来たのがAMAZON GOのニュース。

f:id:bloggenic:20170208120504j:plain
*万引き風景ではない

 

入店時、ゲートでアプリからバーコードを表示し
スキャンし、入店し、欲しいものを選んで、
後はゲートを通って店を出るだけ。

 

UBERの様にアプリ上でレシートを受け取り、
自動的にクレジットカード決済が出来るのだと言う。

 

 

…何て素晴らしいシステム…。

 

こんなシステムがあれば、列に並びながら割り込まれたり、
後ろから押されたりなんて煩わしさからも開放されるではないか!

 

・・・なんて思ってみたりしたのであるが、、。

 

まぁ、雇用機会が減ったりして、
皆に喜ばれるわけではないのだろうなと思う次第である…。


…しかし、

子供の頃に見ていたドラマや漫画のSFチックな無人化、
AI化はどこまで進むのであろうか…

ワタクシのショボイ仕事もいつかは機械に取って代わられ、
仕事を失うのではないか…と心配になった次第である…。

 

とはいえ、香港のスーパーの無人化は羨望する次第である…。

 

にほんブログ村 海外生活ブログ 香港情報へ
にほんブログ村