Nの苦行・荒行 香港生活

30代の視線で香港での苦行荒行を綴って参ります。

苦手だと言ってるのに…

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*冗談ではなく、本当に出された日式すし屋のマンゴーロール。


ワタクシは珍しく魚介類が苦手である。

 

香港人にとって、寿司・刺身のイメージの強い日本。
そんなワタクシが「シーフード苦手」というと、
大体皆驚くのである。

 

「日本人なのにシーフード嫌いなの?!」


…と。


・・・そんな一括りにされても困る次第である。

新しく知り合う香港人と食事に出かけ困るのが、
このやり取りである。

 

大抵、皆ワタクシに思い思いの中華料理を振舞おうと、
お気に入りのレストランへ連れて行ってくれるのであるが、

あらかじめ
「シーフード嫌い」と宣言しておくのにもかかわらず、
大体魚介の有名な店に連れて行かれるなんて事はよくある話なのである。

 

 

最近知り合ったKは3歳のときに広州から引っ越してきた大陸系中国人。
が、育ちはほぼ香港、しかし、親戚、親、いとこは大陸人…という
どっちつかず、あるいはどっちもな中国・香港人である。


そんなKにもあらかじめ魚介類が駄目であることは伝えているのに、
案の定連れて行かれたのは、魚介類の店。

「ここのカキが美味しくて…カキもだめ?」
「○○もだめ??」
「じゃあxxは???」

 

などなどとことん試された挙句、

 

 

・・・結局魚から作った麺の料理を頼みやがった…

 

 

…だから、魚介類は苦手だといっておろーが!

 

 

ちなみに5品くらいオーダーされ、メニューには田鶏の文字が…
これは、、、田んぼの鶏、、、なぜか…カエルである。
コレだけは絶対に拒否をしなくては…と思い
「これか、コレならどっちがいい??」
と自分が食べられそうなものを2択で迫るワタクシ。

そこは死守したものの、結局3品魚介という有様に、
これはもう、ノドゴシ良く頂くしかないと思い

 

「飲み物は何にする?」とウェイターに聞かれた瞬間、
空気も顔色も見ずに

 

「ビール。大瓶のやつね。」とオーダー。


基本的に香港人、食事中にお酒を飲む人は少ないので、若干ビビられつつも

 

「ほら、日本人て、ビール好きだから」とつぶやくと、
「あぁそうだね…」と納得される日本人のイメージ像…汗。


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*冗談ではなく本当に出された洋式のミックスサラダ…こんなものは料理ではない。


他には豚の血から作った料理と
鳥の足が調理されたものと、、、
結構ハードルの高いディナーであったが、、
お酒の力をフル活用して楽しく頂いた次第である。。。

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バスの中で痴漢騒動

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*色気のある女性的な座り方とは程遠い、まるでオヤジのような座り方をする香港人女性

 

香港人の女性は自己主張が強い。
当然ながら気も強い。

 

だもんで、どこでもかしこでも吠える女性はどこにでも見当たる。

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月曜日の朝。
ただでさえ出勤の面倒くさい朝である。
普段は絶対に空席が確認できるまでバスには乗らないのであるが、
見誤り、空席の無いバスへ身を投じたワタクシ。

 

いつもは座って通勤しているのに、立たされ
それだけでウンザリしていると、
混んだ車内で突然口論が勃発。

よくよく耳を傾けてみると、制服を着て、
牛乳瓶のそこの様な眼鏡をして、
美女とは程遠いスッピンの色気皆無のガリ勉タイプの女学生が、
男性客に喰らい付いているのである。

 

運転手まで巻き込み「この人が私の身体に触ってきたの!!」
「だから、触ってないって言ってるだろ!!
人が立ってるところに詰め寄ってきたのはお前だ!!」
の言い合いが勃発し、さらに運転手は女性ドライバーで
良くわからないが一方的に女性を援護。

近くで見ていたけれど、アレは痴漢ではなく、言うとおり、女学生が
「譲りなさいよ!」バリに猛烈にグイグイ男性の場所へ
押し入ってきただけである。


結局、警察を呼ぶだのバスの会社に連絡を入れるだので、
バスを一時停止…しかもバス停で一時停止し、
後ろから来るバスも困惑、乗客も困惑、

 

…さっさと目的地へ運んで欲しいまま立たされたワタクシには迷惑…。

 

同じ番号のバスに次々と追い越され、30分前行動をしているワタクシ、
会社へたどり着いたのは3分前…

…下らない喧嘩に他の乗客を巻き込むのは良い加減にして頂きたい…


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面倒くさかったらサービス拒否

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香港のサービスは、全くもって期待してはイケナイ。
基本的に無愛想だし、やる気ないし、客は邪魔者であって、
店に利益をもたらしても、担当者個人に利益はもたらさない。

 

ワタクシが通うジムでもワタクシのパッケージには
タオルの貸し出しは付いているのだが、
毎日通っていようと「タオルください」って言わないと
タオルは出てこない。

 

ところが、最近、流石に顔を覚えられ、顔を見ただけで、
タオルが用意されるようになったので、その担当者のみについて
評価を勝手に上げたワタクシ。

 

…しかし、翌日事件は訪れる。

 

おそらく初めて見る顔のレセプション。
ワタクシがジムにチェックインするのは大体5時前。
ピークの時間よりずっと前である。

 

大体レセプションの人は、奇数の鍵(上の段のロッカーの鍵)を渡してくる。
ところがその日渡されたのは下の段。


…ワタクシ、ひざを痛めており、しゃがむのがきつかったので、

 

「上の段の下さい」と申し付けたところ

 

確認もせず

 

 

「もうないから」

と言われた。。。
こんな分かりきった嘘を言われて黙っているワタクシではない。


「あの、、、ロッカーいくつあるか知ってる?
もし全部上のロッカー使われてたら片方の性別の会員だけで
すでに150人チェックインしてることになるんだけど…。
3年ここに通ってて、そこの歩道橋から中見えて、
そんな混んでないし、まだ5時前なのに全部埋まるわけ無いけど」

と鍵を差し出すと、

 

舌打ちを食らい、物凄く面倒くさそうに
鍵を突き出され(Not渡され)、
さっさと消えろ位の扱いをされたワタクシ…


更衣室へ行くと、案の定、上の段のロッカー、がら空き…。

まぁ、上の段のロッカーが良いなんていうのは
ワタクシのわがままではあるが、
レストランやらなにやら、いろいろなところで
「苦情を申し立てて、初めて当然のサービスが、
嫌々ながら受けることができる」
なんて事は日常茶飯事である。

文句言ってぶつかって嫌な思いをしてまで当たり前のサービスが欲しいか、
面倒くさいからと受け流すか…コレは選択が迫られるところである。

 

 

先日、割と暗めのバーへ行き、ビールを頼んだ際、
遠目からでも分かるくらい、黒い物体が泡に浮かんでおり、
受け取ったワタクシ、その物体がGの小さいものであることを確認…

 

その場で速攻、「コレ嫌だ」と言ったが、
特に謝られることも無く

 

「あぁ、、」といい、グラスを持って返った。

 

店員は中身を捨て、同じグラスを洗うことなく、
そのまま新たにビールを注ぎ、何食わぬ顔をしてもってきたので、
本当に気分を害されたのであるが、
面倒くさかったので、何も言わず飲まずに帰ったワタクシ、、、。

香港のサービスが向上する日は来るのであろうか…。

 

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懐メロとワタクシ

ここ数年、ワタクシは、昔の歌を良く聞く。

 

ワタクシが子供の頃、親が運転する車で流れていた曲だったりするので、
ワタクシの幼少期くらいの曲から親達の青春時代まで様々である。

 

現在のリズム重視の耳障りの良い流れるような歌詞も好きなのであるが、
そういう曲が多すぎて、特に新鮮味もないというか…まぁ、普通なのであるが、
たまーに昔、車で聞いていた曲の1フレーズなどが浮かんでするとき、
凄く素敵な歌詞が多い上、「続きどんなだっけ??」などと
気になることが多いのである。

 

事の発端は、確か松田聖子の「Sweet Memories」
子供の頃は特に振り返る過去もそれ程無いので、
メロディーくらいしか聴いてなかったと思うが、
三十路過ぎると、それなりに振り返る過去もあり、
失った夢だけが美しく見えるのは何故かしら」とか心にしみたのが
きっかけだったと思われる。

 

次に刺さったのが竹内まりやの「駅」
昔好きだったあの人を偶然見かけて
懐かしさの一歩手前でこみ上げる苦い想い出に言葉がとても見つからないわ

杏里の「オリビアを聴きながら」

疲れ果てたあなた私の幻を愛したの

こんなにずっしり昔の恋愛を形容してくれる歌詞、
最近見かけていないワタクシには
結構(涙腺への)破壊力がハンパなかった。

夜更けの電話、あなたでしょ?話すことなど何もない」の部分も、
今じゃ携帯の着歴で分かってしまうし、
あの人からだよなって思う気持ち、思いたい気持ちも
話すことなんて無いっていう強がりも…本当のところは
色々分からない部分が情緒的な時代だったなと感じる。

 

 

 

そして、意外だったのが竹内まりやの「マンハッタン・キス」
子供の頃よく聞いていて、悲しそうなうただなぁ~と思っていて、
できるなら知り合う前の私に戻っておいてきた夢探したい」とか
いつの日か遠い思い出だと笑い会える そんな時がくるのかしら」とか
凄く耳に焼き付いていたのですが、
全体を読むと…不倫の歌だったんですね。汗。

私より本当はもっと孤独な誰かがあなたの帰り待ってるわ

…経験は無いけれど、こういう気持ちで去っていく相手を
見送るのは悲しいだろうなぁ…。

ハイ・ファイ・セットの「冷たい雨」も大人になって
歌詞を読み返してみると、泣けますね、、
幸せに暮らしてなどと 願えるはずも無い
彼女の名前 教えないでね 恨む相手はあなただけで良い
これを割りと明るいメロディーで切なく歌うから悲しくなります…。

その作詞作曲をしたユーミンもいい歌を沢山書いてますね。何度泣かされたことか。

「海を見ていた午後」もぼーっと海を見ながら聞いちゃいます。
あのとき目の前で思いっきり泣けたら今頃二人ここで海を見ていたはず
紙ナプキンにはインクが滲むから 忘れないでってやっと書いた遠いあの日


子供の頃聞いていて、なんとなーく脳裏に残ってて、
意味が理解できるわけも無く、大人になって振り返って聞いてみると、
凄く共感が出来たりして面白いなと思ったワタクシ。


もしかしたら、子供の頃に聞き流していた曲の中に、
まだまだ大きな感動が隠れているかもしれない。


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旧正月が明けました。

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旧正月が明けた。

 

香港人によっては西暦の1月1日より、毎年ランダムに変わる
この旧正月の方がよっぽど大切な様子である。

 

香港人は、旧正月前に新しい下着(赤)、
服、靴を購入し、旧正月当日は、それらを身につける…らしい。

早速ワタクシのパートナーも赤の下着を購入しにいったのだが、
「これどう」と見せられたのが、赤字にゴールドのプリントの入った物で、
モロ大陸中国人の「ザ・チャイニーズ」のようなものを持ってきたので
全力で購入を阻止。

 

馬鹿タレめ…

 

アレを見て本当に欲しがる人がいるほうが不思議である。

 

 

 

旧正月には大抵、皆家族で集まり、
食事したり麻雀をしてすごす人たちが多いので、
街は割りと空いている。

 

ワタクシは幼少の頃から、親に「賭け事になる遊びは教えない」と
トランプも神経衰弱かババ抜きくらいしか教えてもらえなかった口なので、
未だに麻雀はおろか、ドンジャラすら良くわかってない。

 

 

まぁ、その香港の人達が麻雀に興じている隙に
バイオハザードを見に行ったのであるが、
ものの見事に閑古鳥が鳴いていた。
おかげで見やすかったけれど。

 


そして、旧正月が明けると目立つのが、
やたら、新年の抱負に燃える瞬間方の人達…。

 

その影響でジムは一時的に混み合う。

 

やる気に燃えられるのは結構であるが、
ミーハーな感じでマシンを占拠されると…若干困るワタクシ。

 

日本人の皆様と異なり、待ってる人とか、周りの人に配慮する人は
ほぼいないので、マシンは永遠に使えず、狭い階段の通路で携帯を
いじりながらタラタラ歩くせいで渋滞が発生してもお構いなし何てことも頻発…

 

 

…ま、3週間位したら収まるのだが…。

 

 

とりあえずはワタクシも2017年の1月を振り返ってみたところ、

取り急ぎ準備体操は完了…といったところであるので、
残りの11ヶ月も精進していく所存である。

 

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グリーンスムージーの効果

グリーンスムージー生活をして1週間強になる。

 

最近、チョット気がついたことがある。

・・・それは、

 

目の疲れが減っている事である。

 

 

そういわれてみれば、、、と、鏡を覗き込むと、
充血も減っているではありませんか!

 

…残念ながら、今のところ美肌への効果は確認できていないが、
何かしら聞いているのであろう・・・と思われる。

 

 

ちなみにワタクシが試したグリーンスムージーは以下のレシピ。

-ニンジン 一本
-ほうれん草 1束
-りんご 1個
-バナナ1本
-オリーブオイル大さじ1杯
-ヨーグルト100gくらい
-水150mlくらい

 

 

どうやらニンジンの成分に含まれるルテインという成分が
ブルーライトから目を守ってくれるらしく、
言われてみれば、目薬を使っていないのに、
随分目がすっきりしているなぁと、、、
今朝気がついたワタクシ。

 

そもそもワタクシがニンジンのスムージーを始めたのは、
βカロテンの持つ抗酸化作用やそれによる、お肌のアンチエイジング効果に
期待を寄せてだったのではあるが、まぁ、こちらも…何か見えないところで
効いてくれていればいいなぁと思う次第である。

 

…とはいえ、ニンジンを生で食べる、
あるいはスムージーにするのは、
良いと言う人と、悪いと言う人と意見が別れるところ。

 

でんぷん質を含むので、胃腸でガスを発生しやすくなるのだとか、、
また、参考にする資料により、ビタミンCを破壊すると言う意見、
あるいは、そんなの殆ど作用しないという資料…
酸(酢)と一緒に取ると良い、悪い、、など、真逆のご意見が色々ある。

…つまり、良くわかっていないって言うのが実のところではないかと…。

 

とはいえ、ワタクシも同じスムージーを永遠に飲み続けるわけではないので、
1週間サイクルくらいで色々変えていくつもりである。
同じものをずっと飲み続けてても意味はないだろうし。



取り急ぎ、目の調子が物凄く良くなったので、コレはこれでよしとしようと思う。


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バイオハザード観てきた

香港で映画館へ行くのがあまり好きではないワタクシ。

…だって、絶対携帯の着信に出る人いるし、
後ろの席の人に蹴られるし、
誰か話してたりするし…


…などなどね。


が、しかし、もう昔からずーっと見てきたバイオハザードが
とうとうこれで最後となればやはり見ずにいられず、見てきましたとも。


因みにこのバイオハザード、広東語では、、、


…生化危機…。
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な、、、なんか嫌…

っていうか、ホラー感が5割増しに聞こえるのは、ワタクシだけ?!


まぁ、香港の映画館なので、もちろん字幕は広東語のみになるのであるが、
反射神経で、字幕が出ると、字幕を読もうとしてしまうワタクシ…

一生懸命読んだところで追いつけるわけもなく、
あえて、字幕を見るなと自分に言い聞かせ映像に集中。


長く続く映画の最終回、特にエンディングって
結構ガッカリすることが多いのですが、
良いエンディングだったと思われる。
一番ゲームの世界観にも近い様な気がした次第である。


…が、


ローラの役が…簡単に終わりすぎ…


もちろん主役じゃないし、死んじゃう役なのは、
仕方ないと思われるが、なんていうか、印象に残らない死に方というか…
「あぁ〜可哀想だった…」とか、、そういうのが全く残らない、
役に名前もつかない様なエキストラが死んでいくのと変わらないくらい
アッサリ終わってしまい、チョット寂しかった…。

…何ならセリフも役名も特になさそうな生贄役のおばさんが殺されるシーンの方が、
まだ、印象に残った様な…

せっかく綺麗な方なので、もうチョット見ていたかった…。


香港の映画館は、エンドロールが始まると、
みんな速攻で帰っていくのであるが、
今回は、電気もつかず、帰る人も少なかったので、

「あぁ、これは何かあるな…」って思ったら…

うん、一番最後もゲームの世界観を守った感じで、
中々良い最終チャプターだったと思われる。

これで終わってしまうのは少し寂しいけれど、
良い最終回の映画が見られてよかったなぁと思う次第である。

 

 

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